捻くれ者のクソガキ【放浪者】

取り合い ページ19

放浪者も一緒に行く事が決まり、集合場所に向かっていると放浪者が口を開いた。


「楽しそうにしてるけど、そんなに旅人が好きなのかい？」

『“好き”？友達としては好きだよ』




「ふぅ〜ん？••••••」

何だ、その疑うような目は？
友達としてなんだから良いじゃないか！





そんな事を思っていると、旅人が待っている姿が見えた。

「あ、A〜••••••は？？？」



爽やかな笑顔から一気に睨む顔つきに変わった。


「A、何で放浪者が居る、の？•••」

『あぁ、まぁ放浪者がね、“僕も行く”って言って•••••••』



「そうなんだ。•••放浪者、“邪魔しないでね”」
「おや？何を勘違いしてるのかな？僕は只、Aの監視で来ただけなんだけど。」

監視？！
え、如何云う事！？



「今、名前で呼んだ？！てかAも！！オイラ達が居ない間に何があったんだ？！」

「何、旅人には関係無い事さ。」



放浪者は深い笑みをする。
そして旅人もする。

「そっか！じゃあA、放浪者は“監視だけ”で来た様だから放っといて行こうか」


『あー。うん、そうだn「だから傍に置いとかないと行けないって云うの分からない訳？」




ん？おいおいおい待て待て待て待て。

喧嘩すんなよ？やめろよ？ね？？？

「放浪者、あまり舐めてもらっちゃ困るんだけど。」
「何？モンドとか云う国の栄誉騎士だからって必ず守れるって訳じゃ無いよね？」


「あわわわ•••お、落ち着けって、2人共！」

パイモンが2人を宥めようとする。




「そう？なら此処は本人に決めてもらうべきじゃないかな？」

「本人に選ばれた者が守る者として相応しいって事だね？」



「もう、オイラ、知ーらね•••」

パイモンはそっとその場から離れ様としていた。
そして旅人と放浪者は私の方に体を向けた。
嫌な予感しか無いんだけど！！！



「「A」」

『う、うん。』



「どっちに守られたい？」 「どっちに守られたいのかい？」


『うーん•••••••そうだなぁ。私は•••』





私の出す、答え(answer)は•••！



________________
指、そこまで酷くは無かった様なので、金曜日くらいから多分、元に戻ります(少し動くようになってきた。薬、スゲェ•••！)

この感情は？••••••→←明日の予定

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