魔法帝。 ページ11
受験生「誰だ?」
受験生「知らねぇ…てか、カワイー」
ウィリアム「試験は終わってしまったよ。残念だけど今から試験は…厳しいかな…」
A『ぅぅ、終わっちゃったかぁ…』
フエ「遅刻をする者は魔法騎士団に入る資格もない。という以前に時間を守るという事は基本だろう?」
A(デスヨネーーでも、ここで諦めたら…お爺様が悲しむどころか、気絶して倒れてしまうっ!!!)
むむむ、と考え込んでいたAは、最後の情けで、声を振り絞った。
A『お願いです…っ!相手は誰でもいいので、戦闘形式で…戦わせて下さい…!!!』
ウィリアム「ごめんね、それは出来ない___」
??「そうだねぇ、僕からもお願いしようかな。ウィリアム、その子にチャンスをくれないかい?」
何処からか、声が聞こえた。
ウィリアム「…!ユリウス様…!」
ワッッ______!!!!
「魔法帝?!?!」「エッ?!?!」「キャーー!!!魔法帝よ!!!」「やべぇ…」
そこには現魔法帝、ユリウス・ノヴァクロノが柔らかな笑みで佇んでいた。
ユリウス「せっかくこんなに頼んでいるんだ。戦闘だけでもやらせてあげるといい」
ウィリアム「でも、それでは示しが…」
ユリウス「んー、じゃあ、これならどうかな?私が、この子の相手をしよう。ね?A?」
ザワザワザワザワッ______
「な、なに?!」「魔法帝が…?!」「オイオイ、そんなのあの子が…」
A『えっ、いいのですかっ!』
とても、ウキウキとした表情でユリウスを見ていた
ウィリアム「……ユリウス様が言うのであれば、私からは何も言う事はございません」
ユリウス「そうか。良かった」
A『お久しぶりです、ユリウス様』
ユリウス「ははは、そうだね。随分と大きくなって」
(((エ"ッ…シリアイナノ!!?)))
ユリウス「でも、遅刻はあまり良くないね。何かあったのかい?」
A『えへへ、通りすがりのご老人のお手伝いをしていたら遅れちゃって…』
今になって、周りの受験生は気づいた。
(((魔法帝と闘うって……無理だよね?!?!)))
ユリウス「それはいい心がけだね!でも、時間は重視しなきゃダメだよ?…それじゃあ、ルールを確認しよう。流石に私に勝つのはいくらAでも厳しいと思うから、私が行動不能にした瞬間に、試験は終わりだ。その様子を見てもらい、採択してもらおう」
A『はい!!』
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EMIKO(プロフ) - イラスト描いて良いですか? (2019年2月26日 10時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
アラバ - 毎回最後に次更新する曜日を書いてほしいです。スマホを頻繁に見れないので………この小説とても好きです。これからも頑張ってください! (2018年8月7日 11時) (レス) id: 14539d2f3b (このIDを非表示/違反報告)
なつき†夢猫(プロフ) - ここまでとても面白いです!! 続きがとても気になるので更新楽しみにしてます!! (2018年6月17日 1時) (レス) id: 064dd87fe8 (このIDを非表示/違反報告)
もーちゃん(プロフ) - はらさん» 申し訳ありません!確認不足でした。ご指摘ありがとうございます(;_;) (2018年5月4日 18時) (レス) id: e06b9e8378 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外し忘れていますよー違反行為なのでちゃんと外して下さいねー編集画面のキーワード設定の下をよーく読んで下さい。そしてフラグ外して下さいね (2018年5月4日 18時) (レス) id: 04ab53e3cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mochan | 作成日時:2018年5月4日 18時