カルナイハウスへ

焦る ページ26

翔太side

僕と達にぃは酔っ払った森久保さんを連れてタクシーを拾い、帰路へ。



達央「よし、翔太玄関開けて。祥太郎さん寝かすぞ、とりあえず。」

翔太「了解です。達にぃ1人で大丈夫ですか？僕も手伝います。」

達央「サンキューな…と。よし祥太郎さん、大人しくしててくださいよ？全く…いつもなら、まえぬいるから助かるのに！どこいったんだ？」

翔太「まだ帰ってきてないですね。それにAちゃんも。まだ仕事なのかな？」

達央「いや、いくらなんでも遅すぎね？レコーディング1人なんだろ？すぐ終わると思う…ってまさか！」



達にぃが急に大きな声で焦り声をあげた。
僕の頭の中は?が飛んでいる。


翔太「達にぃどうしました？」

達央「あいつら一緒にいるんじゃねぇか？」

翔太「まさか…偶然ですよ？たぶん。」

達央「いや、有り得るかも。あいつA気に入ってるからさ。抜け駆けだ…！くそー！」


あー部屋に行っちゃった…。


くすっ



わかった。達にぃが焦ってる理由笑
Aちゃんの事、ともにぃと同じで好きなんだね。

取られると思って、焦ってんだ。なるほどね。
僕は少し様子を見ようかな。

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