検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:47,933 hit

【30】 ページ31

2年前



恵「あの、黄瀬君!私黄瀬君が好き!付き合って下さい。」





黄「えっと、色川さん?だっけ、よくAっちと一緒にいる…ごめん。俺、好きな子いるっスから……その、付き合えないっス。」





恵「それってA?」





黄「まぁね。あ、Aっちには内緒っスよ!って何してるっスか!?」





彼女は制服を脱ぎ出した。





恵「なんであの子なの!?あの子と付き合ったりするなら、今大声で叫ぶよ。」






黄「変な事するのはやめるっスよ!わかったっス、Aっちとは付き合わないっスから。」





恵「好きってことも言っちゃダメだからね。あと、他の子に告られたら絶対付き合って、振られるまで。」





黄「なんでこんな事するんスか?Aっちの友達っスよね?」





恵「私、あの子嫌いなの。あの子と仲良くしてたりしたらあの子もどうなるかわかんないから。」






黄「それだけはダメっス!!」






涼太はほぼ一方的な約束に理不尽と思いながらも、私を守る為に約束を守ってきたらしい。





恵「また彼女できたみたいだよー。彼、相当なチャラ男じゃん?諦めたら?」





『ゔっ。それでも私は涼太が好き……。』





その後も別れたかと思ったらまたすぐ彼女ができていた。




でもそれはめぐがそうさせていた。




私と涼太が少しでも話そうもんなら……





『痛っ!な、何?』




机の中にカッターの刃が無数に置いてあったり、




トイレに入ると上からゴミを投げ入れられたり、




今日みたいな事が起きた。





それも全てめぐだった……?







『………』





私は何も知らなかった…気付かなかった……。





涼太の事が好きなのに何も気付いてあげられなかった。





辛かったのは涼太の方じゃないか。

【31】→←【29】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.5/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
32人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , 黄瀬涼太 , 彼女   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:moana | 作成日時:2017年10月18日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。