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『あ…やだ!もう!てかさこんな所にいて彼女に怒られるよ?というか私が恨まれるんですけど!』
そう、涼太には彼女がいて別れてもすぐまた彼女ができる。
とんだチャラ男なのです。
私は涼太と従兄妹で幼馴染で家も隣で羨ましがられる事が多く、よく妬まれる。
それに私は涼太が好き。
好き歴は…誰よりも長いと思う。
でも一度も涼太に気持ちを伝えた事もないし、伝える間も無く彼女ができてる。
涼太から見ても私なんてただの幼馴染or従兄妹でしかないだろう。
黄「あ〜…昨日別れたっスよ。」
『昨日って…早くない?1ヶ月も経ってないじゃない。』
黄「まーた振られたんスよ。黄瀬君と付き合ってもつまんないってさ。」
『毎度毎度どんな付き合い方してんの…?』
また別れたんだ…。
でも…
『ど、どうせまたすぐ彼女できるんでしょっ』
はぁ、またこんな風に嫌な感じに言ってしまう…。
少しムッとしたように涼太も返してくる。
黄「結構冷たいんスね。ひどくないっスか?」
『あ、ごめ…』ばさっ
へっ!?
押し倒された…?
『えっ!?ちょっと/////』
黄「うーそ。本当Aっちはお人好しっスね。すぐ謝っちゃう。そんなんじゃすぐ彼氏に浮気されちゃうっスよ。」
はっ!?
『ちょっと!それどういう意味よ!』
腕を振り上げ涼太を叩こうとした。
ガシッ
すぐさま腕を掴まれる。
黄「それに変な男に騙されないように気をつけて。こうやって押し倒されちゃったらすぐヤラレちゃうっスよ。」
幼い頃とは違い、背も高く力もある涼太には私がどんなに力を入れてもビクともしない。
でも…こんなのズルい……
黄「……Aっち……。」
『な……何/////!?』
なんなのよーーーー!?
今日の涼太はどこかおかしいよ?
こんなに涼太の近くにいるのなんて小学生以来。
黄「よだれの跡もついてるっスよ笑笑」
『っ///////!?』
黄「ウソウソ!ってか早く準備しないと遅刻っスよ!」
『りょ、涼太ぁーーー!!』
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作者名:moana | 作成日時:2017年10月18日 14時