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【19】 ページ20
1人の男の子に話しかけられ、話があるからと一緒に帰る事になった。
ってか誰だろう？
飯田君って言ってたっけ？
他のクラスの人は関わりないからわかんないんだよなぁ……
話ってなんだろう？
飯「俺の事わかんないよね？同じクラスになった事ないし…。」
『う、うん…ごめん。でも話って何かな？』
あれ、人気のないところに来ちゃった…
なんかやばいかも……
ジリジリと近づいてくる飯田君。
飯「ごめんね、恨むならあの2人を恨んで。」
や…嫌！！
飯田君は私の腕を掴もうとした。
『やだっ！！』
私はそれを避けて人通りのあるところまで逃げようと走った。
飯田君は追いかけてこなかった。
なんだったの？
恨むならあの2人って言ってたけど…？
あれ…ここって…
涼太が撮影してたモデル事務所。
何かあったらここに来てって言われたっけ……。
あの日を忘れた事は一度もない。
やっぱり私、涼太が好きだよ……。
涙が溢れてくる…
「Aちゃん？」
『え？』
後ろから呼ばれたけど、どこかで聞いたような声……
振り返ると、涼太のマネージャーさんがいた。
『桜井さん？こんにちは。』
桜「どうしたの！？ほら、おいで！」
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作者名：moana | 作成日時：2017年10月18日 14時
