【黄瀬涼太】あなたの事タイプじゃないんだけど【黒バス】【赤司征十郎】season2

クリスマス ページ15

あれから涼太とは仕事でも会っていない
噂ではモデルを辞めたとか、他の仕事をしているとか…
雑誌でもあまり取り上げられていないからわからなかった

あの日から普段と変わらない日常が続いて今日はクリスマス
征と夕飯を食べに行く約束をしている

それが楽しみで珍しく征より先に起きてしまった
征の寝顔は本当に綺麗…
女の私なんかよりも本当綺麗
見惚れつつも起こさないようにベッドから降りる


A「朝ごはん、作ろうかな。」


早く起きたほうが朝ごはん作るって約束したけど、毎日征が作ってくれる
私は毎朝それが楽しみだった
今日はクリスマスだしね、私が…

朝食の支度をしていると征が起きてきて私の後ろから抱きついた


A「せ、征！？おはよ……」

赤司「ん…おはよう。いい匂いがしたから目が覚めた、うまそうだな。」


そう言って私の頬にキスをして、イスに腰掛ける
まだ眠そうに目をこする征が可愛く見えた


A「寝癖…」プッ

赤司「…？」





朝食も食べ終え、お互い準備をしていると


赤司「今夜、忘れないように頼むよ。」

A「大丈夫だって！上司みたいに言わないでよ…」プッ


そうだな…と笑いながら私をベッドに押し倒す


A「え！？あの…もう行く時間…」

赤司「ん…まだ大丈夫…」


顔が一気に熱くなるのがわかった
目の前には征の顔が…
優しくキスされ、だんだんと深くなっていく

ダメ…朝から変な気分になっちゃうよ
やっと唇が離れたと思ったら、私の弱い部分…耳を舌でなぞり攻めてくる
耐えきれず息が漏れ変な声が出てしまう…


A「ん…ふぁ……ぁ…や…っっ…」ハァハァ

赤司「朝からどうしたの？そんなに息が上がって……」

A「せ、征が悪い……」むぅ


征の意地悪な言葉に、目も合わせられずむくれてみる
征はニヤっとしながら私のおでこにキスをして起き上がった


赤司「続きは今夜だね、誕生日の分も楽しみにしてるよ。」

A「っっ！」ドキ


征はネクタイを締めながら「行ってくる」
そう言って出て行った


毎度毎度ドキドキさせて……征ばっかりずるい
この間の征の誕生日は征が忙しくてお祝いどころじゃなかった
今日はクリスマスだから、私も征をドキドキさせられないかな


私も準備して部屋を出た

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