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あのあとはあっというまに剛が片付け、勘違いしていた大丸にはめっちゃ謝られた。
謝るだけじゃ気が済まないとラーメンを奢ってくれるとのことで、3人でラーメン屋に。




「え、難破が!?難破猛の弟!?」




特服が剛だと知っている大丸に剛の正体を伍代は明かした。




「でもそれならあの強さも納得できんな。ますます気に入らねぇ。」

「なんで。」

「難破猛みたいな強力なバックがいっから、あの野郎安心してヒーローごっこしてやがんだ!結局兄貴が出てくりゃ、怖いもんなんてねぇからな。」




どうも剛を気にくわない様子の大丸に伍代は剛のこと全てを話した。




「なんだよそれ……じゃあアイツは俺らに嘘ついてたわけじゃねぇってことか?」

「嘘つきだよ。結果的にはな。ただ、あいつはその嘘を楽しんじゃいねぇ……むしろ悩んでる。ありゃ馬鹿だ。こんなこといつかバレんのにな。」

「………そうだったのか。」









「ねぇ、あなたでしょ。私の名前使ってたのは。」





次の日、私の名前を名乗ったという相手を見つけだし、呼び出した。

相手は隣のクラスの女子生徒。全く面識もない相手だた。




「………なんのこと?全然知らないんだけど。」




柱に寄りかかり、もう早く終わってくれとばかりに怠そうに答える。





「とぼけないで。あんたの仲間が言ってたんだけど。」

「ふーん。あ、色仕掛けでも使って口割ったわけ?
私あんたのこと前から気に入らなかったんだよね。そんなときにあんたと伍代潰すって聞いたからさ話にのっただけ。いっつもチヤホヤされててさ。伍代の女だからって調子にのってて本当ムカついてた。」




彼女から止まらなくなる私への不満。どうやら私はめちゃくちゃ嫌われてるらしい。





「だからって千鳥の人は関係ないでしょ。なんかあるなら私に直接言えばいいじゃない。」

「………本当うっざ。もうさ、痛い目遭わないとわかんないでしょ。」




奥から仲間の市松の人達が現れる。彼女だけを呼び出したはずなのにいつのまにか仲間も呼んでいたとは。




「いやー本物はかわいいよなぁ。」




近づいてくる男達に構えたそのとき。




「おい!何してんだ!!」




タイミングよく現れてくれたのはやっぱり伍代だった。

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みお(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです!更新楽しみにしてます! (2022年6月25日 22時) (レス) @page13 id: a084972b78 (このIDを非表示/違反報告)
みゆり - こんにちは!急なんですけどなんか最近伍代くん関連の作品キスシーン多くないですか?妄想が止まらなくて読むたびにカッコいい伍代くんに半殺しにされてるんですけど…。これからも更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2022年6月18日 13時) (レス) @page4 id: 62691ac6fc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優奈 | 作成日時:2022年5月9日 23時

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