episode112 ページ23
side〜藤ヶ谷〜
東京に着いて今マネージャーの車でAの所に向かってるんだけど…
藤「…」
坂「…」
静かだな笑 まだ遠慮してんのかな笑
藤「…マネージャー?」
坂「…はい。なんでしょう?」
藤「…自分の子ってやっぱりかわいいですか?」
坂「…!それはもうかわいいです!もうメロメロですよ〜!」
藤「…そうなんだ。」
坂「はい!藤ヶ谷さんは考えてるんですか?」
藤「はい。お互いの両親、社長からは承諾済みです。あとはファンの子です。それに、本人にこの気持ちを話して返事をもらうだけです。」
坂「やっぱりかっこいいですね〜!ほとんど済ませちゃうだなんて!」
藤「…めっちゃ怖いです。断られたらどうしようとか認めてくれなかったどうしようとか考えて…」
坂「…大丈夫ですよ。」
藤「…今日本人に伝えようと思って。だから、今すぐにでも会いたいな〜と…」
坂「ふふ笑」
藤「ん?」
坂「いえ笑 藤ヶ谷さんがこんなにも市原さんのこと好きになるなんてな〜と。」
藤「…そうですね。自分でもびっくりです。先のことまで考えるようになるなんて…。1日離れただけで会いたいなと思うなんて…」
坂「…おそらく気付かなかっただけでずーっと前から好きだったんでしょうね?」
藤「…そうですね。」
坂「…さて、着きました。妻もいるみたいなので、私も行きます。」
藤「ありがとうございます。」
ふぅ〜。緊張してきた…
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作者名:ぷぅがや | 作成日時:2019年4月4日 16時