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「Aさ、俺に相談に来た事あるんだよ」
「…え？渉に？」
「玉の事はもちろん好きだけど、
太輔の事好きなのに付き合っていいのかって」
「……は？」
「玉と付き合う事になった事も太輔の事が
好きって事も…前から知ってたんだ。ごめん」
マジか……。
「散々悩んでたけどA吹っ切れたんだ…
…太輔はどう？」
「今はまだ無理。でもそうしないと…
心から幸せを願えないから。」
「そうだね…焦る事はないと思う。
好きな気持ちをなくす事もないと思う。」
「…太輔が思う様にするのが1番だからね」
「ありがと。渉。話せて良かった」
「どういたしまして」
…A。
まだ君の事は好き。大好き。
でも君から幸せを奪う事はもうしないよ。
大好きな君が、幸せなら…
俺はそれが続く様に祈ってるから。
君を諦める事が出来るのはいつになるかな。
もしかしたらずっと無理かもしれない。
その時は許してね？
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作者名：ぷぅがや | 作成日時：2021年10月23日 11時
