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『…やだ』


「…え?」


『私の幸せは私が決めるの』


「…でも」





『私が今付き合ってるのは裕太なの!
一緒に居たいのは…裕太なの!!』


「…A」


『…ごめんね。確かに裕太の言うように
まだ、たいちゃんの事は好き。』


「…っ。」





自分で言ったくせに…
いざ本人から聞くと結構辛い。







『でも、やっと吹っ切れた感じ。
裕太に話せて良かった。ありがと』


「……」


『ちゃんと話つけるからね』


「…うん。……無理してない?」


『全くしてないよ?』







恐る恐る彼女の顔を見ると、、、
確かに嘘を言ってるようには見えない。







「分かった。Aを信じるよ」


『うん!』









彼女の笑顔を見て自然に笑顔になる。




…俺は、俺自身の手で、、、



この幸せな瞬間を手放す所だったのか。

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作者名:ぷぅがや | 作成日時:2021年10月23日 11時

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