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敷海side
及川「トビオちゃん、元気に“王様”やってる〜？」
ずるいと思う。
羨ましいと思う。
飛雄と普通に喋っていることが。
ピーッ
青葉城西の
国見の代わりに及川先輩が入る。
余裕綽々な笑みを浮かべたまま打ったサーブは
宣言した通りに６番のノッポ君の元に向かう。
なんとか上がったボールも
相手のチャンスボール。
『！！』
…確かに金田一がブロックを
振り切った筈だった。
その筈なのに、なんで_____。
金田一「くそが！！今度は俺が叩き落としてやるよ！！」
コートの端から端へ。
気づいた時にはもう遅い。
俺はコート内に居るわけじゃないのに、
ビリビリとした空気を感じる。
ピピーーッ
静かな空間。
まさかまさかの
勝ったのは_______烏野だ。
「……何今の」
「コートの端っこから端っこまで一瞬で…」
「スパイカーの手に吸いこまれるみたいなトス…」
『…は、ははっ、あははッ』
俺は、本当にバカだ。
笑いが止まんなくって、
隣の人に見られるけど
そんなこと気にしてられなくて。
なぁ、飛雄。
俺が…日向に勝てるわけないんだな。
勝とう、なんて一度でも思った俺が
間違ってたんだよな。
・
・
・
金田一「そんで次は絶対に俺たちが勝つ！！」
影山「………………次も
「フンフンフ〜ン♪ おれはっ だぁれ〜 エースッ になる男〜」
………」
日向「あ''っ！？」
壁に寄りかかって２人の話を聞いてると
変な歌を口ずさみながらやって来た日向。
『……』
咄嗟に俺の横に隠れるのは構わないが
ジロジロ見てくるのはやめてくれ。
影山「金田一、次戦う時も勝つのは俺達だ」
金田一「！」
飛雄が俺達って_____。
『ッ___！！』
日向「あっ、おい！！」
飛雄がコッチに向かってくるのが分かって
急いで隠れる。
金田一「……
国見「あ？」
金田一「いっつも“俺は” “俺が”って一人で
戦ってるみたいな言い方してたくせに」
国見「………」
金田一「……なんか悔しいな」
……これ以上、ここに居たくなくて走って帰った。
俺が、俺だけが
____何も変わってない。
-------------
遅かれながらA3！を
５日前ぐらいから始めました。
ハマりました((
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ゆき - まっっっ………て！！！いいところ！いいところで！！！！んんんんん！！！！(悶え)更新のご予定はございませんか？！？！ (2022年12月17日 17時) (
レス) @page42 id: b0d8276e48 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - 下と下の方と同じくいいところ！！更新、楽しみにゆっくり待ってます！ (2021年7月27日 22時) (レス) id: e247cabc05 (このIDを非表示/違反報告)
水無月(プロフ) - 下の方と同じくいいところで！！！！！！！！めちゃくちゃ続きが気になります！更新を楽しみにのんびり待ってます！ (2021年7月25日 10時) (レス) id: e283fb9d1f (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - いいところで！！！！！！！この作品大好きです！！なので途中で更新が終わってしまっているのが悲しいです。。。これ以上先は書かれないのでしょうか？？続き楽しみに待っております。 (2021年7月17日 1時) (レス) id: 97a2ee4c1f (このIDを非表示/違反報告)
奏凪(プロフ) - このお話めちゃくちゃ好きです！！更新待ってます！応援してます！！ (2020年12月23日 3時) (レス) id: 78e0e98149 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：高崎 | 作成日時：2018年4月1日 23時
