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3話 ページ4

no side


太宰「え…?」

貴方『やァ治!久しぶりだねぇ!
……善い職に就いたね、私も嬉しいよ』

太宰「に、いさ……?」

貴方『それはそうと治?探偵社の皆さんに
迷惑を掛けているようじゃあないか。駄目だよ?』

太宰「本当に、兄さんかい……?」

貴方『うふふ、治は心配性だねぇ。
私は太宰A。れっきとした治の兄さ』

太宰「兄さんッ!!」



信じられないと云った顔をしていた太宰はやがて、

誇った様に笑うAに飛びついた。



太宰「善かった…本当に兄さんだ…生きてる…」

貴方『えぇ…殺さないでくれ給え…』

太宰「何処に行っていたのだい?
心配したのだよ??四年も音信不通で…」

貴方『ちょ…苦し……』




ギリギリと音がしそうな程

強くAを抱き締める太宰。




太宰「ッ……兄さ…ッ私…私……」




徐々に嗚咽が交じる太宰の声に

Aは少し目を見開いて、それから苦笑した。



貴方『……ごめんね治。
弟を心配させる駄目な兄でごめん』

太宰「にーさんの莫迦……」



Aは自分に追い付きそうな程

背が伸びた太宰の頭を撫でる。



貴方『…背が伸びたね治。
四年も一人で……よく頑張ったね』

太宰「うぅ……」



この時、気を利かせた探偵社員数名は

静かに事務フロアから姿を消していた。

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沙羅(プロフ) - キミナさん» 閲覧ありがとうございますー!ホントですか!?嬉しいです!!その他リクエストも受け付けてますのでお願いします(笑) (2019年7月8日 7時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
キミナ(プロフ) - リクエストありがとうございます!とても良かったです! (2019年7月7日 21時) (レス) id: e2ae360d42 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - オンさん» 更新後の閲覧ありがとうございます!喜んで頂けて私も嬉しいです!今後のリクエストも是非お願い致します(笑) (2019年7月5日 7時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
オン - ああああああ、ありがとうございました!自分が思っていたよりもとっても素敵でした。コメントの返事や、リクエストの更新、本当にありがとうございました(^~^) (2019年7月4日 20時) (レス) id: 8d5683d37d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - キミナさん» リクエストありがとうございます!一つづつリク消化して書かせて頂きますね! (2019年7月4日 15時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:沙羅 | 作成日時:2019年6月12日 7時

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