1話 ページ2
貴方side
人の往来が少ない橋の上を歩く。
今日も川は綺麗で素晴らしいねぇ。
そっと石造りの欄干に手を添え
ヒョイと手摺に腰掛ける。
別に昔の治みたいに飛び込んだりしないさ。
嗚呼…治は今、何をしているのだろうね。
貴方『もう四年…未だ四年、か』
そろそろ治に逢いたくなってきたよ。
ぼぅっと川の向こうを眺めていたら
背後に気配がした。
貴方『あでッ!?』
振り向こうとした瞬間、
勢いよく腕を引かれて歩道に倒れ込む。
??「太宰さん!また入 水ですか!?
国木田さんが居ないからってサボらないで下さい!」
貴方『へ?』
白髪アシメの少年に怒鳴られる。
??「へ?じゃありません!戻りますよ!」
貴方『ちょ、ま、待ち給えッ……』
??「待ちません!」
貴方『えぇ…折角綺麗な川を見ていたのに…』
グイグイと腕を引っ張られ
半ば引き摺られるように歩いていく。
……私、人違いじゃあないかい?
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沙羅(プロフ) - キミナさん» 閲覧ありがとうございますー!ホントですか!?嬉しいです!!その他リクエストも受け付けてますのでお願いします(笑) (2019年7月8日 7時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
キミナ(プロフ) - リクエストありがとうございます!とても良かったです! (2019年7月7日 21時) (レス) id: e2ae360d42 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - オンさん» 更新後の閲覧ありがとうございます!喜んで頂けて私も嬉しいです!今後のリクエストも是非お願い致します(笑) (2019年7月5日 7時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
オン - ああああああ、ありがとうございました!自分が思っていたよりもとっても素敵でした。コメントの返事や、リクエストの更新、本当にありがとうございました(^~^) (2019年7月4日 20時) (レス) id: 8d5683d37d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - キミナさん» リクエストありがとうございます!一つづつリク消化して書かせて頂きますね! (2019年7月4日 15時) (レス) id: 1f154ecd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:沙羅 | 作成日時:2019年6月12日 7時