彼と救急箱 3

147 これから、ずっと ページ48

タッタッタッタッ！

ハアハアハアハア

ギイ！ バタン！




奈津「お、臣くん. . . . . ハアハア. . . . ．ご、めんね. . . . . . 遅くなって. . . . . . 」

臣「ううん。大丈夫、奈津。お帰り♡」

直人「ありゃァ、白は白でも、白衣なんだね。」

健二郎「まあ、なっちゃん先生らしいけどな。」

岩「綺麗は、綺麗だし。いいんじゃ。」


奈津「あ、メンバーのみなさんも居てくださったんですね、すみません。」

隆二「いえ、いえ、僕たちにとって大事な二人の結婚式なんで。」

エリ「でも、神父さまは、もう、帰られて。」

臣「お客様方は、先にホテルで食事してもらってる。」

奈津「そうか、ごめんね。」

直人「せっかくだから、しようよ、結婚式。」

岩「そうですね. . . . . . . でも、誓いの言葉とかどうすんの？神父さまいないし。」

直人「うーーん。」

エリ「あっ、直己さんとか、それっぽくない。」

健二郎「あー、せやな、ぽいわ。」

直己「えーっ、俺⁉ 」

直人「いいかも、やってよ、直己。二人の為だ。」

臣、奈津「よろしくお願いします。」

直己「わかったよ、やるか！」









直己「じゃあ、ゴホン！えー、新郎登坂 広臣、新婦 春山奈津、病める時も健やかなる時も、ともに敬い助けあって、どんな困難があろうとも、生涯、愛を貫いて行くこてを誓いますか？」


臣「はい！誓います‼ 」

奈津「はい！誓います‼ 」


直己「では、指輪の交換を。」


スーッ

スーッ


直己「では、誓いのキスを。」


臣「えっ、こ、ここで、今？」

直人「おい、おい、今、ここじゃなかったら、どこでやんだよ！ねえ、奈津先生。」

奈津「////////////////」



直己「つべこべ言わず、早くやれ！」


岩「えーっ、神父さま〜。」








臣「あ、じゃあ、//////////// 奈津、幸せになろうね。」

奈津「うん////////////」

ちゅーーーーーーーーーーーーーーーーーっ



岩「わーっ、おめでとう。」

エリ「おめでとう、臣くん、なっちゃん先生。」

隆二「お幸せにね。」

健二郎「きゃー、羨ましいわあ。」

直人「俺も幸せになりたーい。」









「これから、ずーーーーーっと、一緒だよ。離さないから。」

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