彼と救急箱 3

146 待ってるから ページ47

「はい、救命、真木！」

「救命、内川！」

「はい、啓太！」


「わかった‼ すぐ、向かう‼ 」


真木「悪いな春山！地下鉄事故で、負傷者多数らしい。うちに救急車数台向かってるらしいから、俺らいくわ。今日は、お前いいから。」

奈津「あ、でも. . . . . . . . . . . . 」





臣「. . . . . . 奈津‼ 行っておいで。」

奈津「えっ‼ 」

臣「俺は、ここで待ってるから。」

奈津「でも. . . 」

臣「きっと奈津が助けなきゃいけない人がたくさんいるよ。一人でも多くの命、助けてきて。そして、ここに、俺んとこに帰ってきて。必ず！ねっ。」

奈津「臣くん. . . . . . . . . わかった！行ってきます！」

臣「行ってらっしゃい。」









直人「へぇ〜、臣、大人んなったなあ。」

健二郎「男やなあ、臣ちゃん！」

隆二(臣は、奈津先生と出会って強くなった。)

岩「じゃあ、俺らも付き合いますか。」

エリ「そうだね。」

直己「だな。」









臣「本日、御列席のみなさま、たいへん申し訳ございませんが式は一時中断させていただきます。事故でケガ人が多数でたみたいで。僕の奥さんは、救命医です。なので、こんな事も一度や二度ではありません。ライブは、ほんのワンフレーズで出て行っちゃうし、レストランでは、メインディッシュを食べ損なうし、プロポーズの途中でも//////////// ですが、僕たちはお互いにお互いの仕事を理解しあって尊重しあってきました。お互い思い合うばかりに離れてしまったこともありますが、それでも、大好きでこれから先ずっと側に居たいと思い、結婚することにしました。なので、みなさん、これからも、こんな僕たちですが、暖かく見守ってください。」



パチパチパチパチ

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