彼と救急箱 3

137 悶々と ページ38

ガチャ

バタン

トントン トントン



パタン

プシュ！

ゴクゴクゴク

臣「ぷふぁーっ。. . . . . . . なんだ？なんだって？てことはさぁ、奈津も俺の事. . . . . . . . . .あーーー. . . . シャワー浴びてこ。」



バタン

シャーーーーーーーーーーーーーーーッ

キュッ キュッ

ゴシゴシ

臣「. . . . . . . . でも、あん時、付いてけないって. . . . . . . . . あー、あー、復帰すんのに女性問題はちょっとって思ったのか⁉ えーっ、なんだよー、なんで気が付かないかなあ俺。はあ、待ってろって言えたのに、必ず迎えに行くから待ってろ ってカッコいいこと言えたのに。なんてバカなんだ！確かに、振ったのに、一晩中抱きしめられて寝ないよなー。しかも、俺、黙って帰ってきちゃって、今に至る. . . . . . . 最低じゃないかよ. . . . . . . . . . . . . . もう、遅い. . . . . . . のか. . . . . . 」




(臣さあ、もういいの、なっちゃん先生のこと。)



臣「俺は. . . . . . . . . . 俺の気持ちは. . . . . . . . 事ある毎に奈津の事思い出してたなあ。俺は、俺の気持ちは、変わらない。あの時と少しも変わってない、奈津が好きだ。俺にとって大切な人。愛してる。」









パタン

プシュ！

ゴクゴクゴク

奈津「プハ〜。. . . . . . 休みやるって言われてもねー。これと言ってやることないし。やる事ないとボケ〜っとしちゃうし。ボケ〜っとすると、考えちゃうし. . . . . . . . . . . . もう、一年かあ。臣くんの仕事のため身を引きます、なんてカッコいいこと言っちゃってさ、未練たらたらで、真木先生の言う痛々しいまでの働きっぷり。だって、しょうがなかったじゃん。応援してるよ、一ファンとして、ファン、ファン、ファンかあ. . . . . . . . . . . . バカだなあ. . . . . . . . グスッ。」

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