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�� ページ10
紫耀side
廉「はぁ、はぁ、何とか間にあったな」
紫「はぁ、はぁ、だな 笑」
俺と廉は走って講堂に入った
式まであと5分
ギリギリだった
講堂に入った後席は離れてた為
廉とはそこで別れた
廉「しょお、またな！」
紫耀 「おう」
席に着いてから乱れたスーツを直して開始まで待った
周りに座ってる人達に話しかけれ
適当に答えていると
入学式が始まった
式の最中、
頭の中で考えていたのは
廉の事だった…
海「紫耀？……紫耀！」
紫「！！ん？あれ？もう式終わったのか？」
廉の好きな食べ物はなんだろう？
私服はどんなの着てくるかな？
廉について考えていたらあっという間に
入学式は終わっていた
海「とっくに終わってみんな帰り始めてるよ 笑」
岸「って言ってもみんな友達作りとか
かっこいい人や可愛い人に連絡先を聞くのを
頑張ってるみたいだけどな」
連絡先…
あ！廉の連絡先聞いてない！
紫「2人とも先に帰ってていいよ
俺人探してくる！」
その後大学内をあっちこっち探したが
結局廉は見つからず…
大学にはスーツを着た人はもうほとんど残っていない様子だった為
諦めて帰ることにした
明日から大学生活が始まる
この広い大学で廉を見つけるのは難しいだろう
でも、どうかまたすぐに会えますように…
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作者名：ありす | 作成日時：2021年1月9日 11時
