15話 へぇ〜〜! ページ15
あまりの衝撃に、酔いなんて全部吹っ飛んでしまった。
「今……」
目の前にいるのはセンラくんのみ。
つぶらな瞳で私を見つめてくるセンラくんのことを優しく撫でながらも私の頭の上に浮かぶ ? は消えることは無かった。
それにしても
「…イケボだったな」
「そこ?」
「うわぁあ!!!」
思わず後ずさり。間違いなく今、センラくんの口が開いてそこから声がした。しかもとっても大人な、かっこいい声が。くりんっとした見た目からは想像つかないくらいイケボが。
「…嫌、ですか?」
「…な、なにがですか」
「可愛くない僕は…嫌い?」
耳を垂らしてコテっと頭を傾げた。
そんな………そんな……
「か、、か、、、、かわいすぎるよセンラくんーーーー!!!!」
「えええええええええ」
私はあまりの可愛さに勢いよくセンラくんの身体に抱きついた。
△
「…ってことやねん。」
「へぇ〜〜」
簡単に説明すると、センラくんには人間の魂に似たものがあるらしくて喋れる犬(関西弁ver.)になって産まれたらしい。この大人っぽい声から分かるように中身はもうすっかり大人だってさ。そしてさかたんには暴露済だとか。いつの間に。
「やけに私の言葉が分かるなぁと思ったらそういうことね」
「そうやねん」
ほー、納得納得。
「喋れるんだったら苦労しないや。」
「せやな〜Aも楽やろ」
いや、喋れることに対してどうしてこんなにすんなり納得している自分がいるのだろう。
「ちなみに俺、人間に変身出来るねん」
「そ、そんなぁ…キミ、全然犬じゃないじゃん」
「体力が必要やから頻繁にはなれへんけどな〜」
「へぇ〜〜不思議だねぇ」
こんな不思議なこともあるもんなんだなぁ、そう思いながら私はよしよしとセンラくんの頭を撫でている。
「あれでしょ、マル○モのお○きてのムッ○ク的なやつでs」
「うわぁぁぁぁぁぁ隠れてない!隠れてない!」
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みみりん(プロフ) - kiyoyo@ラさん» コメントありがとうございます!!わーもう、、めっっっちゃ嬉しいです…(TT) ありがとうございます(TT) kiyoyoさんの言葉が嬉しすぎてこれからも頑張れますー!!がんばりますჱ̒ ー̀֊ー́ ) (2023年1月4日 19時) (レス) id: dc9277ae27 (このIDを非表示/違反報告)
kiyoyo@ラ(プロフ) - コメ失礼します!まず、めっっっちゃ面白いです!こんな神作品生み出せる作者様がうらやましいです!人になったセンラくんめっちゃかっこよかったです!これからも更新頑張ってください! (2023年1月4日 11時) (レス) @page19 id: f44091270b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みみりん | 作成日時:2022年11月10日 21時