STORY 28 ページ30
平助「………」
沖田「そんな顔しなくていいよ、いつも通りのバカな平助で…」
平助「なんかすげえ真面目な顔してひどいこと言うんだな総司」
そういい少し離れて
総司の横に座る
沖田「はっきり言うね…僕さ要の事知ってるんだ」
平助「…何を?」
沖田「要って名前が嘘なことも女の子だって事も…ボソッ」
平助「……そうなのか」
沖田「あんまり驚かないんでね、それに何も聞かないの?」
別に驚きもなかった
さっきそういう感じがしたし
平助「いや、聞いてどうもなる訳ねえし」
沖田「ふうん…で、平助は要のことが好きなの?」
平助「…はっ//!?」
いきなりそんな事言われたのも
そうだけどすずのさっきの事を
思い出して声が裏返る
総司「ははっ、平助嘘つくの下手すぎだよw」
俺の裏返ったのが
面白かったのか
お腹を押さえながら笑っている
思えばすずにも言われたな
平助「いや、笑すぎだよ総司!!」
沖田「はぁ…はぁ…面白かったw」
平助「で…総司はどうなんだよ?」
沖田「最初はね、そんなに好きじゃなかったよ?」
平助「ああ、そうなんだ……ってえ?」
総司は月を見ながらつづける
沖田「あの日要と試合した事あるでしょ?もうさ、僕にかなり殺気はなしてたのは別にあれだけど…目が気に食わなかったんだよね」
平助「……?」
沖田「正直、あんなに出来ると思ってなかったのもあったし…途中さ目が変わったんだよ」
平助「…どんな感じに?」
沖田「何か何もかも諦めた感じの目…まあ途中で終わっちゃったからなのかも知れないけど。ある時ね泣いてたんだよ」
平助「要…が?」
沖田「うん、その時さ僕が守ってあげなきゃいけないって思ったんだよね。あんなにいつも笑顔を振りまいてるけど僕たち以上に…何か辛いんだろうね」
そして、次の日
総司の言ってた “ 辛いこと ” を
知ることになる
36人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - いつも楽しみです。続きお願いします。 (2014年1月15日 19時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
お豆ちゃん@新しく作りました!(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» がんばります! (2014年1月15日 17時) (レス) id: df609c37fc (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 続きが気になります。 (2014年1月15日 11時) (レス) id: 0c4e51ad1d (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 主人公強くなるかなぁ。続きが楽しみです。 (2014年1月12日 9時) (レス) id: a4068e100d (このIDを非表示/違反報告)
ようこちゃん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんです。主人公の先が気になります。続きお願いします。m(_ _)m (2013年12月23日 21時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:気分屋黒ごま
作成日時:2013年11月17日 0時