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円「よーし繋いでいくぞー!鬼道!」



鬼「風丸!」




不「ちっ、調子に乗りやがって……」





何が気に食わなかったのか、ドリブルで運ぶ風丸の背後から
スライディングを仕掛ける不動。



円「風丸!」


風「大丈夫だ、円堂!」



鬼「不動!今のはわざと…久「いいぞ!不動!ナイスチャージだ!」







危険なプレーとそれを褒めた久遠に険悪な雰囲気が流れる。


















虎「お疲れ様でした!それじゃあ俺これで失礼します!
また明日よろしくお願いします!」




土「そういえばあいつ昨日もそうだったな…」








不動を呼び何か話している久遠。



緑「(お前になんか負けないレギュラーの座は必ず勝ち取ってやる)」




綱「緑川、こっちに渡せ!……っておい!!」




指示を聞かず一人で運んだ結果、吹雪にスライディングで外に出されてしまう。




綱「おい緑川、さっきから何一人でやってんだ!パスだって言ってるだろ」



言葉を聞くことなく練習に戻る緑川。



綱「なんだよ!ちょっと待てよ!」



土「おい綱海!よさないか!」




栗「どうしたでやんすかね…」




壁「なんかいつもの緑川さんじゃないっス…」





「ねぇヒロト……やっぱリュウジ焦りとライバル心でおかしくなってるよね」




基「あぁ……」














次の日チームの雰囲気はさらに険悪になっていた。
まとまりはなく、個々に練習をしているような、全く楽しいと思えるような練習ではなかった。













初日と二日目は個々の能力を見るためにゲーム中心の練習だったが、
基礎体力をつけるため、この日から走り込みのメニューが始まった。





そしてこの走り込みでついていけなかったのが、体力がない壁山。




彼は元からスタミナがあるタイプではない。
だがそれに加えて体も大きく、根性もないため走り込みには最も向いていなかった。









しかし、だからといって走らない理由にはならない。










中盤あたりまでは周りに食らいついていたものの、
少しずつついていけなくなる。






久「壁山!足が止まってるぞ!」



壁「はっ、はいっス!んぐぐぐ〜〜〜〜〜〜っはぁっ、はぁっ」



久「壁山!」



秋「壁山君………」





Aは壁山の腕を引っ張ってでも共に走ろうかとも考えたが、
彼の成長のことを考えると心を鬼にするべきだと思い見守っていた。

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遊星(プロフ) - ののさん» お時間が有る時お待ちしています。 (12月27日 9時) (レス) id: 3fd81d95aa (このIDを非表示/違反報告)
のの - 遊星さん» お話かいていらっしゃるんですね!また遊びに行かせていただきます! (12月26日 6時) (レス) id: 6a82eda533 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - ののさん» 分かりました。これからも更新、頑張ってください。そして、こちらこそ宜しくお願いします。良ければ私が書いた作品読んでみてください。 (12月21日 8時) (レス) id: 3fd81d95aa (このIDを非表示/違反報告)
のの - 遊星さん» 遅くなってしまってすいません。更新停止期間にコメントをくださって本当にありがとうございます。これからまた頑張っていくので読んでもらえると嬉しいです。 (12月21日 5時) (レス) @page21 id: 6a82eda533 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - この話、初めて読みましたが面白いですし、この話大好きです。ですが更新停止になってますが大丈夫ですか? (12月18日 11時) (レス) id: 3fd81d95aa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のの | 作成日時:2022年11月13日 8時

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