生徒会室で待ってる２【おそ松さん】 (ページ4)

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53話「申し訳ない」ページ4

『あの、部活のことなんですけど、』

「ん、あぁ、どこにするんだ？」

カラ松先輩がキラキラした目で見つめてくる。
ここは演劇部！って言いたくなるけど、あの部長がいると思うと手汗が止まらなくなる。

『私は、ダンス部に入ろうかと…思いまして…』

「おぉ…そうか…演技うまかったのになぁ…」

「残念だ」と悲しそうに笑う先輩になぜか胸がキュッとなっていますぐにでも変えようかと思ってしまう。

演劇も好きだが、どちらかというとダンスも嫌いではない。

昔から体を動かすことが得意だし、あまり緊張するたちじゃないから人前で踊るのも抵抗はない。

「まぁ、Aちゃんが自分で決めた事なら、僕達は否定できないからね、カラ松兄さん。」

「部活じゃなくてもここで会えるしな」

『部活が終わったらすぐに生徒会室に来るので！！』

「ん、頑張ってね、Aちゃん。」