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52話「まだいい」 ページ3
トド松side
スマホをスクロールして今日撮った写真を眺める。
その中にはもちろんAちゃんの写真もある。
楽しかったなぁ
誘ったらまた遊んでくれるかな、
「何見てんの〜？」
「げ、おそ松兄さん……なんでもないよ」
おそ松兄さんに写真を見られそうになるのをなんとか避ける。
「え〜？でもトッティすっごいニヤけてたよ」
「えっ…」と言ったのと同時に後ろから一松兄さんの声が掛かる
「トド松、お前今日デート行ったの」
あ、見られた。
まぁ、Aちゃんだってバレてないだけまだいいか。
「まぁ、そんなとこかな」
「はぁ？！なんだよ羨ましい！！俺も女の子とデートしたああい！！」
なに駄々こねてんだ
小学生か。
いや、おそ松兄さんは小2だった。
「…女の子っていうか、Aちゃんでしょ。
好きなんでしょ？ばればれ」
「あっちゃ〜…恥ずかしいなぁ〜」
少し間を置く辺り本気なのかな
もしかしたらと思ったけど、やっぱりか。
おそ松兄さんもカラ松兄さんも本当わかりやすい。
「6人じゃないだけましか」
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作者名：shiro | 作成日時：2021年3月7日 4時
