今日:15 hit、昨日:3 hit、合計:2,261 hit
小|中|大
0日目9 ページ10
「一、二階はほとんど各個人の部屋として……、これ三階がすごいな」
「探索場所多っ!」
澤村の感嘆混じりの独り言に菅原が若干大げさながらも同じような感想を述べる。彼らの言う通り三階に部屋主の名前とともに記載された宿泊部屋は存在せず、代わりに広々と区切られた部屋と様々な娯楽施設の名称が書かれていた。
「割合的には一階が一校、二階が一校、三階が四校ってとこか」
「個人部屋は本人しか入れないみたいですしね」
呟いた夜久に芝山が同意する、そこは探索しようがないっスよね、と山本も二人の会話に混ざった。
「人数も多いし一階烏野二階がうち、あとは四校で探索場所割り振ってもらっていい?」
時間がもったいないとばかりにすっかり仕切り役が板についた及川がさくさくと決めていく、特に反発する者が出てくるわけでもなく探索組はその後すぐに各々の探索場所へと向かっていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
星を廻せ - 中の人です。表紙作りました。人選は完全に我の趣味です。本編などには何も関係ない趣味の人選です。 (2023年3月24日 4時) (レス) id: 853819a2bf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:星を廻せ | 作成日時:2023年3月19日 7時