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52話 ページ24

そして翌朝

「現在、正体不明の犯罪組織による大規模な市街地爆破予告、及び探偵社への醜聞攻撃が発生しております」

「探偵社がやばいっていうのは知ってるさ。爆弾事件とやるのあらましを話しなよ」

「これが、現場に残されていた脅迫者の依頼文です、読みます」

私は大人しく聞いていることにした

"謹啓
貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。さて、僭越ながらこのヨコハマ市内某所に大容量の殺傷爆弾を設置させていただきました。就きましては市井の安全の為、この爆弾を速やかに発見、除去して頂きたく御依頼申し上げます。期限は日没。よろしくお願い申し上げます。
敬白、蒼の使徒"

「蒼の使徒なる名に何か該当する犯罪者は」

「今のところは不明です」

「爆発と同時に解除に失敗した探偵社の醜聞まで一斉に広まるって寸法かい…槍でも大砲でもそよ風同然の探偵社だが、この手の攻撃にはどうしたって弱いからね」

確かに、我々"武装"探偵社は武力にはかなり自信があるが、情報となるとね…

「事務方も昨日から候補地を洗い出していますが、候補がありすぎて…」

それはそうだ…何百人という単位で人が犠牲になる…
そういえば

「はい!乱歩さんとはまだ連絡がつかないんですか?」

私もそれは気になっていた。異能力でもないのにあの推理力…彼の手を借りれれば…

「九州の事件が佳境のようです。捕まり次第連絡をもらえるように手配はしてありますが…」

それじゃあいつになるか分からないな…

『例の運転手からの追加情報はないの?』

「爆弾については何も知らないと言っている。奴に、ヨコハマそのものを爆発する度胸はない」

『なるほどね』

すると社長が言った

「全員聞け。今回の事件は武装探偵社に対する卑劣な情報を攻撃である。捜査対象は二つ。攻撃者たる蒼の使徒の発見、そして爆弾の除去。優先すべきは時間期限のある爆弾である。もし発見叶わず人命が失われたなら、我々に探偵社を名乗る資格はない!これは武装探偵社の存続とプライドを賭けた戦いであると認識せよ」

そしてそれぞれが会議室から退出していった


『社長、私は爆弾解除ができる人物に心当たりがあるのでそちらに向かいます。国木田、爆弾の場所が分かったら連絡してくれ』

「わかった」




そういえば太宰はまたサボりか?

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ふぁぁんでぇす - とてもにちゃにちゃしながら読んでます。これからも頑張ってくだせぇ‼楽しみに待ってますすす‼ (10月17日 23時) (レス) id: 138a5f5117 (このIDを非表示/違反報告)
Megumi(プロフ) - エレンNo2さん» ありがとうございます!そう言って貰えて嬉しいです(*^^*)これからもよろしくお願いします (2023年1月9日 21時) (レス) id: 2b7b46d822 (このIDを非表示/違反報告)
エレンNo2 - 僕、文スト大好きなんですけど、めちゃくちゃおもしろいですね! (2023年1月9日 15時) (レス) id: ef9ab59deb (このIDを非表示/違反報告)
Megumi(プロフ) - ユリさん» ネタ提供ありがとうございました!これからも頑張るのでよろしくお願いします (2022年11月6日 15時) (レス) id: 2b7b46d822 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ - 鏡花ちゃんbirthdayも面白かったです!!私の案、取り入れてくださってありがとうございます。また楽しみにしてますね*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*改めて、鏡花ちゃん、Happy Birthday!(一日ずれちゃったけど!) (2022年11月5日 22時) (レス) @page44 id: 8486d49576 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Megumi | 作成日時:2022年7月2日 18時

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