久しぶりに帰ったヨコハマは変わってなかった【文スト】

23話 ページ27

敦side
｢戻りました｣

｢帰ったか敦…野上はどうした？｣

｢野上さんなら全ての依頼が終わってから確認したいことがあるとかで別れましたよ｣

｢そうか。まぁあいつはいつもめんどくさいとか言いながらしっかり仕事をしているからまぁいい…問題は貴様だ太宰！｣

｢うるさいな〜あっ私ちょっと自さつしてくるね〜｣

｢おい太宰！仕事をしろ！｣



という会話が繰り広げられてから1週間がたった


あの日から野上さんは探偵社にも来ておらず連絡もつかない状態が続いていた

｢野上さんどうしたんだろ…｣

｢さすがに心配だよね…｣

｢谷崎さん…｣

ココ最近の探偵社はかなり静かでいつもうるさい国木田さんもかなり心配しているようだった

1番心配しているのは彼女の昔からの知り合いの太宰さんだ

｢太宰｣

｢なんだい？国木田くん｣

｢帰りに野上の家に行っているか見てこい｣

｢いってきまーす｣

｢帰りにと言っただろこの包帯無駄遣い装置！｣

そういった国木田さんの叫びも届かず太宰さんは探偵社を飛び出していった



…

乱歩さんに聞けばすぐにわかるのだろうがあいにく東北の方の依頼で探偵社には居ない…


野上さん…一体どうしたんだろう
あの時僕がもう少し引き止めていれば
早く見つかるといいな


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皆さん、本当にありがとうございますm(_ _)m

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