五条悟のセクハラ防止法適用はまだですか？【五条悟】

セクハラ防止法４ ページ5

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「俺、虎杖悠仁っていいます！」






虎杖くんはぶつかったことをもう一回、すまなさそうに謝ってくれた。良いよ良いよ、夜蛾学長の試練中だったんだよね。ごめんね。

どうやら夜蛾学長が私を呼んだのは、この呪術高専の新しい一年生を紹介しようということだったらしく。


夜蛾学長の試練も無事に終わり、晴れて彼も仲間入りだ。








『よろしくね。私は白崎Aです。一応この学校の事務員やってるんだ。あ、非呪術師だよ』

「よろしくっス白崎さん！‥‥それで白崎さんて五条先生のこ、恋人さんなんですか！？」

「うんそうそう。付き合ってもう半年くら」

『まさか。彼は訴えるのにも訴えれない権力者だよ』

「‥‥‥‥？？」







あ、虎杖くんが混乱してる。この子はきっと稀に見ない純粋な高校生なんだ。きっと五条先生にさぞ振り回されるんだろうな。

こんなに若い男の子が五条先生の被害者になるのかと、私は密かに泣いた。







「あ、白崎さん。これお土産」

『いつも忘れずにありがとうございます‥‥。これ、おまんじゅうですか？』

「喜久福。美味しいよ。因みに悠仁んとこの名物」

「めちゃめちゃ美味しいんで食べて下さい！」

『わ、分かりました‥‥？？』







笑顔の虎杖くんにもお墨付きの喜久福とやら。二人が言うんだから美味しいんだろう。有り難くもらっておくことにした。








『五条先生、いつも出張の度にお土産貰っちゃって良いんですか？しかも毎回美味しそうなやつ‥‥』

「白崎さんがそんなこと気にしなくて良いの。僕、君が美味しそうにスイーツ食べてるの見るのが好きなんだから」

『は、はぁ‥‥』








ね？とこてん、と首を傾ける五条先生に内心ドキリとしながら慌てて顔を背けた。

これだからイケメンは。しかも自分の顔面偏差値を分かってやっているんだから余計にタチが悪い。


神はこの五条悟とかいう男に色々与えすぎてないかな。








「という訳で今週空いてる？？」

『五条先生今週も忙しかったんじゃ』

「‥‥‥‥チッ」

『え今舌打ちしました？』





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(やっぱりこの二人付き合ってる(確信))

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