セクハラ防止法２０ ページ21
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その日を境に、小さな呪霊は度々私に憑いた。
憑いたと言っても、私に害を成してくる訳じゃない。ただ今日はなんか肩が重いなーとか、そんな些細なことで。
私は呪術高専に行く度、呪力をお持ちの皆様方に呪霊を祓ってもらっていた。
「白崎さんてさー、呪霊を引き寄せる体質なのかもね。大変じゃない」
『ごめんね野薔薇ちゃん、ありがと‥‥。最近多いんだよなあ、呪霊が取りついてくるの。何でだろ』
野薔薇ちゃんに呪霊を祓ってもらった。
「これくらいどうってこと無いわよ！」とにっこりする彼女はとても頼もしい。
あーあ、可愛いなあ。何でこの学校美人しか居ないんだろ。眼福ってやつだ。
「前からこんなのなの？」
『ううん。最近。うーん、疲れが溜まってるからなのかなー‥‥。おかしいなあ‥‥』
「あ、五条先生のせいじゃない？聞いたわよ、白崎さん先生に迫られてるって」
『もう周知の事実みたいになってるのが嫌だ』
はぁ、とため息をついた。
もうあんまり考えたくないんだけどな。何が好きでこんな女を口説いてんのか。からかわれてるだけな気がする‥‥‥。
その瞬間、「呼んだーー！？」と大きな声が響いて一人の男が姿を表した。
「何か僕の名前が聞こえた気がするんだけど気のせい？」
「気のせいでしょ」
『五条先生‥‥本当にいつでも居ますよね‥‥』
勿論、私を悩ませている例の人である。
「辛抱だな野薔薇〜」と頬をぷくーっと膨らませながら、五条先生はふと私に視線をやってにっこりした。
歩み寄ってくる彼に嫌な予感がしたのは気のせいだろうか。
「白崎さん、今週の土曜日空いてる？」
『え？』
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「最強とデート、したくない?」
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１ - ドキドキする展開でしたー👍 ありがとうございますー🤗 (10月29日 9時) (
レス) @page48 id: 053afa639a (このIDを非表示/違反報告)
ほしふる。(プロフ) - さーぴーなさーぴーさん» ありがとうございます‥‥ティッシュをどうぞ‥‥。就職先〜の方でもコメントして下さった方ですよね！？こちらも読んで下さったんですか、めちゃくちゃ嬉しいです〜！！神‥‥！？マジですか、ほんとですか。() (2022年1月7日 7時) (レス) id: c44e5c04c6 (このIDを非表示/違反報告)
さーぴーなさーぴー - この物語……私、読みながら泣いてしまいました（本当です）もう、あなたさまはなんなんですか、、神ですか、神ですね、、 (2022年1月6日 9時) (レス) @page48 id: ffe19b4490 (このIDを非表示/違反報告)
ほしふる。(プロフ) - ドルフィンさん» 随分前にコメント下さっていたのに気付かず本当にすみませんでした。そう言って頂けると書いた甲斐があります！！名前‥‥たしかにずっと名字呼びでしたよね、配慮が足りず本当に申し訳ないです。次の作品から検討しますね。 (2022年1月4日 13時) (レス) id: c44e5c04c6 (このIDを非表示/違反報告)
ドルフィン - とても面白かったんですが、名前で呼ばれないのが寂しかったです。 (2021年6月1日 14時) (レス) id: cdcab13517 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほしふる。
| 作成日時：2021年3月25日 18時
