十四松とまふまふ

十四松と子供 ページ3

休みの日に、宅配便が届いた。
『松野』の字を見た瞬間に眠気が吹っ飛んだ。
みんなから、送られてきた。
…何が入ってるか、わかったもんじゃない。

十四松「えー…何がはいってんだろ…」

おそるおそるあける。びりびり、とガムテープをはがしていくと、箱の内側
からばんっと開けられた。

？「だあーーーっ!」

十四松「うわあああああああああ!?」

…子供、だった。

？「…あうー?…だぅー…」

十四松「だだだだ、誰!?」

箱の中に紙が入っていた。読む。

おそ松『十四松ー!元気してるかー?
これを読んでるってことは…ちびっこ届いたんだな!よかったよかった』

十四松「よくないよおそ松兄さん」

おそ松『なんで子供?って思ってるかもだけど、ほんとに不思議なことに、そのちびっこは、

空から降ってきたんだ。』

十四松「ラ●ュタかな?」

おそ松『んで、なんで十四松に預けたかって言うと…』

一週間前の松野家

おそ松「ほらちびっこおいでぇー♪」

？「あうー[とててて]」

チョロ松「かわいいよ!可愛すぎて死ぬ!」

カラ松「な、なあおそ松、俺にも抱っこさせてくれ」

おそ松「いいよー[ポス]」

カラ松「おお…軽い…!」

？「…ぅぇ…」

おそ松「?」

？「ぴぎゃああああああああああ!!!」

トド松「えっ、ちょ、どうしたの!?」

一松「すごい声したけど…クソ松なにしたんだよ」

カラ松「お、おれは何も…!?」

？「うゃあああああああああいやああああああああああああああ!!!!」

チョロ松「いまはっきり『いや』っていったねこの子」

？「やああああああああああああうあああああああああああ!!!!」

おそ松「あーはいはいこっちおいでー[ひょい]」

？「あああああああ…ぐずっ…」

カラ松「(ガーン)」

一松「ほら、十四松の写真だよ…」

トド松「なんでここで十四松にいさん!?」

？「うー…きゃっ♪あうー♪」

おそ松「お、機嫌直った…」

チョロ松「十四松が好きなのかな?」

おそ松「多分なー」

カラ松「ぐすっ…嫌われた…」

トド松「どんまい」

おそ松「…十四松にあずけてみる?」



おそ松『ということがあった』

僕は無言で手紙を破いた。

？「あぶぅーー…」

…どうしよう…

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