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『………ん、朝…？』
テーブルに突っ伏したまま寝ていたらしい。
目の前には空き缶がズラリ。
『ちょっと流石に飲みすぎたかな…』
時間を確認しようとスマホの画面を見ると、通知が来ていた。
メッセージを確認する。
KENTOAさんですよね?友だち追加ありがとう!
『……んん！？』
"KENTO"…
ケント……
長尾くん！
昨日酔った勢いで友だちに追加したことを思い出す。
『ど、どうしよ！？とりあえず返事……』
少しズキズキと痛む頭を抱えながら、無難な返事をする。
すぐに既読がついて返信が来た。
KENTOクリスマス、オッケーってことでええんかな?
そうだった…
クリスマス遊ぼうって誘われて、悩んでたんだった。
一旦長尾くんのメッセージは未読のまま、悠くんからなにか連絡が来てないか確認する。
特になにもなし。
再びイライラが込み上げてくる。
Aクリスマス大丈夫だよ!
楽しみにしてるね。
それだけ打って、スマホをテーブルの上に置く。
『準備しなきゃ！』
急いでお風呂場へ向かった。
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作者名：雪 | 作成日時：2022年11月24日 4時
