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翌朝には、悠くんから「ごめん」とメッセージが来ていて「こちらこそごめん」と謝った。
もうすぐ２週間が経つ。
あれから長尾くんはお店に来なくなった。
早「最近"長尾くん"来ないね〜」
早織さんがパソコンと向き合いながら声をかけてきた。
『…忙しいんじゃないですか？』
掃除をしながら、興味ないふりをして答える。
早「まあ、そっかー。大学生だもんねえ。」
本当はすごく気になっていた。
この前、あんな形で帰ってしまったから気を悪くしてしたかもしれない。
もう二度と、あの太陽みたいな笑顔を見ることができないのかな…
そんなことを思っていると、
ーカランコロン
『いらっしゃいませ………え、』
謙「こんにちはー！」
そこには長尾くんが立っていた。
『長尾くん…！』
謙「レポートが忙しくて。やっと終わったんで来てみましたっ」
『そうだったんだ…レポートお疲れ様。あ、いつもの席空いてるよ。どうぞ』
謙「ありがとうございまーすっ」
そう言っていつものカウンター席に座る。
謙「ホットでお願いします」
『かしこまりました。ちょっと待っててね』
しばらく会ってなかったからだろうか。
今日は、彼の笑顔が一段とキラキラして見える。
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作者名：雪 | 作成日時：2022年11月24日 4時
