Prologue8 ページ9
其の後もグリムとエースの問答は続き。まぁ、エースの本音が炸裂する訳なのだが。此れが結構面倒です。誰か助けて。エースについては僕が制裁を下すまでもなく此の儘行けば自爆だろうから放置するのだが、グリムは暴れさせすぎると面倒だなぁ。
エ「プッ……あははっ!もう堪えるの無理だ!あはははは!なあ、お前ら昨日入学式で暴れてた奴らだろ?闇の鏡に呼ばれたのに魔法が使えない奴とお呼びじゃないのに乱入してきたモンスター。やー、入学式では笑い堪えるの必死だったわ。」
(何処に笑う要素が?イヤー。今時の子って笑いのツボが分からないなぁ。)
エ「で、結局入学できずに2人して雑用係になったわけ?はは、だっせー。」
(確かに此の清掃服はダサい。軍服で良かったんじゃないかと思ったけど、鴉さんが五月蝿そう何だよねー。)
エ「しかも『グレート・セブン』も知らないなんてどんだけ世間知らずなんだよ。ナイトレイブンカレッジに来る前に幼稚園からやり直すのをオススメするわ。ぷくく……」
(エース結構煽る言葉知ってんねぇ。『ぷくく』って可愛いかよ。そっか可愛かったわ。此の学園顔面偏差値高杉。そろそろグリムがキレるかな。)
エ「ちょっとからかってやろうと思って声かけたけど色々と予想を超えてたね。んじゃ、オレは君たちと違って授業あるんで!せいぜい掃除頑張ってね、おふたりさん♪」
グ「コイツ〜〜!言わせておけば!もう怒ったゾ!ふな゛〜〜〜〜っ!」
エ「うわっ!っと、危ねえ!なにすんだよ!」
グ「オレ様を馬鹿にするからだ!その爆発頭をもっと爆発させてやるんだゾ!」
エ「爆発頭ぁ〜?へ〜ぇ。オレとやろうなんて良い度胸じゃん。そっちこそ、全身チリチリのトイプードルにしてやる!」
爆殺頭...チリチリのトイプードル...ぷくく。一寸面白い.....w
「「そこ!笑うな!!!/なんだゾ!!!」」
裕「あれ?声に出てた?」
2人は頷く。わあお。シンクロ。2人ともお似合いじゃない。そんな事よりエースとグリムが像焦がしたよ。罪の擦り付け合いって見てて面白い。此の儘だと僕まで怒られそう。僕何にもしてないのに。僕怒られるのは八駄なぁ。よし。逃げるが勝ち!恥なんて知らない!!其れじゃあ2人とも!精々此の後苦労する事だなぁ!!さらば!!
此の後、監督生葛ノ緋裕逢は此の2人をマジで恨む事を誰も知らない。
「掃除場所増やされるとか意味わかんない。何で鴉僕も一緒にさせるのか....ブツブツ」
「「ごめんなさい。」」
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作者名:蜜柑食堂 | 作成日時:2024年2月25日 22時