Prologue5 ページ6
裕「捕まえた!!」
グ「オマエ何なんだゾ!!」
裕「僕はオマエじゃなくて葛ノ緋裕逢だよ。」ニコニコ
グ「ユ....ユウア。」
裕「うん。良い子だね!!じゃあ良い子のグリムは此処の掃除と修理手伝ってくれるよね?」ニッコリ
グ「わ、分かったんだゾ。」
裕「良い子良い子♪」ナデナデ
グ「......」
?「「ひひひひ………イッヒヒヒヒ…………」」
?「ひさしぶりのお客様だあ〜……」
?「腕が鳴るぜぇ〜」
?「イーッヒッヒッヒ!」
裕「うわお。これはこれは悪戯好きなゴーストさんかな?」
ゴ「ビビリもしないのかい?」
ゴ「脅かしがいのない奴。」
ゴ「ならグリム坊を脅かしにいかないか?」
裕「それ僕もやるー!」
グ「おい、ユウア何騒いでんだゾ.....ぎゃー!!!お化けぇぇぇ〜〜〜!!!」
「「イェーイ」」
グ「何するんだゾ!!」
裕「あはは。御免御免。良い反応だったよ。」
グ「そんなに嬉しくないんだゾ。」
裕「よし!残りの仕事も終わらせるよ!!終わったら好きな物ご褒美に一つあげる。」
グ「本当か!!ツナ缶がいいんだゾ!!」
裕「僕は良い子には優しいからね。」ナデナデ
グ「ふふん。俺様の毛並みは最高だろ?もっと撫でさせてやっても良いんだゾ。」
裕「仕事が終わったらもっと撫でてあげる。」
グ「しょうがないんだゾ!!ツナ缶の為だからな!!手伝ってやるんだゾ!!」
ク「こんばんはー。優しい私が夕食をお持ちしましたよ。……って、それは先ほど入学式で暴れたモンスター!追い出したはずなのに、何故ここに!」
グ「俺様、此の寮の掃除手伝ってただけなんだゾ。」
裕「そうですよ。グリムも良い子で手伝ってくれたし、ゴーストさん達も仲良くなって手伝ってくれましたよ。」
ク「そういえばこの寮には悪戯好きのゴーストが住み着き、生徒たちが寄りつかなくなって無人寮になっていたのを忘れていました。しかし、ふぅむ……貴方色々と規格外ですね。」
裕「其れは如何も。」ニコッ
何故だ。鴉に微妙な顔をされた。そうすると鴉は何かブツブツ言っている。
ク「なんと……まさかモンスターを従わせることが出来る人がいるなんて。ふぅむ……実は入学式騒動の時から私の教育者のカンが言っているんですよねぇ。ユウさんには調教師や猛獣使い的な素質があるのではないか、と。しかし……ブツブツ……」
此れは....グリムといると何か面白いことがありそうだから出来れば行動を共にしたいとは思っていたけどチャンスなのでは?
裕「ふふふ」
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作者名:蜜柑食堂 | 作成日時:2024年2月25日 22時