帰りたいんじゃなくて行き来したい【文スト】【ツイステ】 (ページ4)

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Prologue3 ページ4

僕が猫さんと仲良くしていると赤髪が何かを唱える。すると猫さんに首輪がつく。可愛い！！僕は絶対付けたくないけど！如何やら魔法を封じる物らしい。大丈夫だろうと思い鴉に預ける。

ク「凄かったですねぇ。有難う御座います。助けてもらって恩を返したいのは山々なんですが....残念ながらこの学園から出ていってもらわなければなりません。」
裕「えぇ。其の事はは良いんですけど其の猫さん如何するんですか？」
ク「貴方の使い魔でしょう？持って帰ってください。」
裕「僕のじゃありません。そんな奴と共にしてたら僕とっくに過労死してます。」
ク「え、使い魔じゃない？」
裕「よく考えてください。僕魔力もないのに使い魔に出来る訳無いじゃないですか。其れに僕の使い魔だなんて一言も言ってないですよ。」
ク「そ、そうでしたっけ？ご、ごほん！えーそれでは外に捨てておきましょう。鍋にはしません。私、優しいので。」
グ「ぎゃー！嫌なんだゾ！離すんだゾ！！俺様は絶対大魔法師になってやるんだゾ〜！！」

如何してそんなに必死なのだろうか。まぁ僕には関係ないし、興味もないが。鴉と生徒の話を聞いているとマレウス･ドラコニアと言う者がいるらしい。式には呼ばれていないが。

(完全に集団いじめ.....。)

一騒ぎ終えて、鴉と2人きりになりこの世界とはおさらばの時間らしい。

ク「故郷のことを強く念じて.......。」

うーん。帰ったら条野さんに悪戯仕掛けたのバレてるかな。亦怒られちゃうなぁ。燁子さんの事抱っこしたい。乱歩さんとお菓子食べたいし、太宰さんとチェスも将棋もしたいなぁ。此処の事も教えたいし.....どうせなら行き来できる様にならないかなぁ。

ク「さあ！闇の鏡よ。この者をあるべき場所へと導きたまえ！」
鏡「......」

亦厭な予感。

ク「ゴホン！もう一度。闇の鏡よ....」
鏡「何処にもない。無である。」

あーほらやっぱり。等々放り出されるな。

ク「有り得ない！私が学園長になってからこんな事は初めてで如何したら良いか.....。と言うか貴方何処から来たんです？」
裕「日本のヨコハマって処。」
ク「聞いたことのない地名ですね。私は世界中からやってきた生徒の出身地は全て把握していますが、そんな地名は聞いたことがない。一度図書館で調べてみましょう。」

多分無意味だと思うんだけどなぁ。此の人声とか胡散臭い処も似てるのに中身はまるで別人。否、別人なのだが。少し森を意識してしまうなぁ。嫌いな物に追加しとこ。