9話 ページ10
風間side
なぜこんなにイライラするのか
白鷺が出水と仲が良いのは知っているし
単なる幼なじみなのもわかっている
撮影だって仕事の一貫だ
頭ではわかっているが……
ぐるぐると頭で考えていると、後ろから自分を呼ぶ声がする
『風間隊長!』
「!ああ……どうした?」
『表情が少し優れないようだったので、大丈夫かなと思いまして。』
「それで追いかけてきたのか?」
『はい!後はその……い、一緒に見に行きたいなって思って……』
顔を赤くしながら話すまゆに思わず
“愛おしい”という感情が溢れてくる
「そうか。心配かけたな。俺も白鷺と一緒に見たいと思っていた。行くぞ。」
『はい!』
笑顔で返事をするまゆに照れてしまい、思わず顔を背ける風間
『どうかしました?』
「いや、何でもない。行くぞ。」
風間はまゆの手を取り歩き始める
『か、風間隊長………?あ、あの手は………?』
「もう始まっている。急がないと間に合わないぞ。」
『は、はい……(は、恥ずかしいけど……嬉しい//)』
「(色々と理由を付けたが、俺が白鷺に触れたかったんだがな。)」
そのまま手を引かれる形で風間と共に歩いて行く
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キリがよいので短め
早く漫画を返してもらわねば
続きが書けない!
たくさんのお気に入り
ありがとうございます。
星も徐々に増えているので
やる気がみなぎります!
更新頑張ります!
188人がお気に入り
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作者名:KOMA | 作成日時:2021年5月1日 1時