48話 ページ49
車を走らせ目的地に向かう
『(どうしよう………か、かっこよすぎて右側が見れない…………)』
初めて見る姿に思わず照れてしまう
「腹減ってないか?」
『あ、はい…………』
「どうした?まだ具合悪いのか?」
『いえ!もう大丈夫です!』
「そうか。」
『(運転してる姿がかっこよすぎて……なんて言えない………!)』
風間の運転で向かったのは
風間隊でもよく行くレストラン
日常が戻ってきたことを
伝えるために連れてきたのだった
「何でも好きなの頼め。お前だいぶ痩せたぞ。」
『そうですか?ではお言葉に甘えて………』
風間はいつものカツカレー
まゆはサラダとパスタを注文した
『そういえば、三雲くん大丈夫ですか?』
「ああ、まだ目は覚めてないが、状態はだいぶ回復したらしい。」
『よかった。早く目が覚めるといいですね。』
「ああ。あと戦功の話は聞いたか?」
『いえ、まだです。入院中に歌歩ちゃんが来てくれたんですが、別の話で盛り上がってしまって……。』
「三上らしいな。」
『風間隊長は戦功頂けたんですか?』
「おれ個人ではない。風間隊で一級戦功だった。」
『え!?すごい!嬉しいですね!』
「新型撃退を含め、本部基地にて人型近界民を撃退したからだそうだ。」
『あ………それは私あんまり関係ないような……』
まゆは苦笑いする
「あとは………お前が一級戦功だ。」
『………え…………?』
「白鷺まゆ、一級戦功。」
『ええ!?私がですか!?』
「そうだ。当然だろうな。お前が子供を助けていなければ、民間人犠牲者0が果たせなかっただろう。」
『そんな………私が…………』
「命令を無視したのはあれだが………隊長としては部下が優秀な成績を残したのは嬉しいことだ。」
『ありがとうございます!』
笑顔で返事をするまゆ
「………冷めるぞ。早く食え。」
『はい!』
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どうやって
くっつけようか…………
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作者名:KOMA | 作成日時:2021年5月1日 1時