33話 ページ34
アステロイドの威力に驚く二人
「まゆと同じくらいあるんじゃねーか?」
『いや、私もあそこまでは出来ないよ。』
「新型が吹っ飛んだぁ!?なんだ今の!?」
「三雲先輩……!?」
米屋と緑川も驚く
「………まず一匹!次は正面のやつだ!来るぞ!」
「うん!」
「『アステロイド+アステロイド』」
出水とまゆは合成弾を作る
「『ギムレット』」
二人は新型の足止めをする
「(動きが止まった!)今だ!」
三雲は再び千佳のトリオンを使いアステロイドをぶつける
「おいメガネくん、おまえ何者だ?トリオン半端ねーな!」
「玉狛支部の三雲修です。こっちは同じ玉狛の雨取千佳と、本部所属の夏目さん。さっきのはぼくのトリオンじゃなくて、千佳のトリオンをぼくのトリガーで撃っただけです。」
「あまとりちか………?玉狛のトリオン怪獣か!」
『千佳ちゃんよろしくね!私は白鷺まゆ、こっちは出水公平。私たちで新型を倒そう!』
「撤退戦のつもりだったけど、うまくやりゃ全部殺せそうだ。」
「はい!!」
ゾクッ
千佳が不穏な空気を感じる
『千佳ちゃん?どうしたの?』
「鳥……………!」
前方の建物上に鳥をまとった人型の姿が
「もう二体目がやられたか。急ぐ必要があるな。」
「人型近界民…………!!」
「アレクトール」
「攻撃が来ます!!」
まとっていた鳥が一斉に襲いかかる
武器で防げないC級隊員たちは次々とトリオンキューブにされてしまう
「鳥に触るな!キューブにされるぞ!」
次は魚の形となって隊員たちに襲いかかる
「生き物の形の弾か!動きは複雑だけど……」
「落とせねー速さじゃねーな!」
米屋、緑川がトリガーで弾き落とすも
トリガーもキューブにされてしまう
「(武器までキューブに……!)」
ドゴッ!
隙を狙った新型が緑川を押さえつける
シールドで魚を防ぐも防ぎきれず
「やべっ…………!緊急脱出!!」
間一髪で緊急脱出する
『駿くん………!』
「こんにゃろう………新型と連携してきやがる………!」
「あらら……また状況が変わったな……!」
『修くん!千佳ちゃんと夏目ちゃん連れて逃げて!』
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作者名:KOMA | 作成日時:2021年5月1日 1時