29話 ページ30
出水は東に連絡をとる
「東さん、出水です。米屋、緑川もいます。今まゆとも合流しました。角付きと戦るんでサポートお願いします。」
「…………!わかった。相手の射撃トリガーは性能が段違いだ。射程、威力、弾速、速射性も高い。撃ち合うなら足を止めるなよ。火力勝負になると厳しいぞ。」
「だいじょうぶです。俺とまゆ用に弾避け2個あるんで。」
「「おいこら。」」
2人が突っ込む
「敵はイーグレットを止めるレベルのシールドを持ってる。ブレードも防がれるかもしれない。単発で崩すのは難しいぞ。」
「荒船さん、了解です。」
「そこの建物のデータがあったから送るね。旧三門市立大学。」
「おっ、柚宇さん気が利く!」
「よし、行くか。作戦はMAP見て考えよーぜ。」
「作戦って………このメンバーじゃ突撃しかなくない?」
「どう突撃するかを決めんだよ。相手が弾タイプってことは、近づかなきゃジリ貧でしょ。」
「人数で勝ってるから、挟み撃ちだな。動き回って裏取られたやつが当てていく感じでいくか。」
『これ建物とか壊しちゃってもいいのかな?』
「オレらが壊さなくても、むこうが派手にぶっ壊すだろ。」
『それもそうだね。』
「まあとりあえず、オレとまゆで1発ぶっ放すから、あとは臨機応変に。」
「結局それな。」
「了解。」
2人は了承する
「『メテオラ+バイパー』」
出水、まゆは合成弾を作る
「『トマホーク』」
ドドドドドッッッ
「!新手か!」
粉塵に紛れて緑川が攻める
「グラスホッパー」
グラスホッパーを使用し細かく移動する緑川
「(こいつは……陽動か!)」
「幻踊弧月」
背後から米屋が首を狙う
が、反応し避けられてしまう
「やっぱいきなり首は無理か。(攻めかかると見せかけて、こちらの反撃に即応できる距離を保っている)」
「(これも陽動………!)」
攻撃に対応する人型近界民
「さすがに二度目はバレバレか。」
「白兵が二人………新手の火兵が一人!」
敵は出水・まゆがいるであろう場所を予測し、攻撃を放つ
ドドドドオオオオンッッッ
「うおーこえー。くらったら即死だなあれ。」
『すごい威力……。』
「(外したか……)数の有利を活かした挟撃も手馴れている。なかなかに手強い相手だ。」
「こういう場合は………」
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作者名:KOMA | 作成日時:2021年5月1日 1時