18話 ページ19
4人と1匹はランク戦ブースへ
「なんだあ?妙に観客多いな。」
『確かに多いかも。誰がランク戦してるんだろ?』
いつもより賑わっているランク戦ブース
空閑はモニターに知り合いの名前を見つける
「三雲…………?」
【十本勝負終了 10対0 勝者 緑川】
「あっおさむ!?負けた!!」
「いつぞやのメガネボーイじゃん。緑川とランク戦か?」
「ミドリカワ……?」
ブースから出てきた三雲にはやや疲労感が見える
「こらおさむ!負けてしまうとはなにごとか!」
「なんか目立ってんなー。」
『三雲くん、お疲れさま。』
「陽太郎、空閑……!?それにまゆさんも……!」
すると上から声が聞こえてくる
「おつかれメガネくん。実力は大体わかったから、もういいや。帰っていいよ。」
『こら!駿くん!失礼でしょ!』
「あ、まゆちゃん!久しぶりー!会いたかったよー!」
大好きなまゆを見つけ、こちらに向かってぶんぶんと手を振ってくる
その様子を空閑は黙って見つめていたが
「なぁ、この見物人集めたのおまえか?」
「………ちがうよ。風間さんと引き分けたっていうウワサに寄って来たんだろ。オレは何もしてないよ。」
「へえ……………」
「おまえ、つまんないウソつくね。」
ゾクッ
「……………!?」
緑川から冷や汗が一筋流れる
「おれとも勝負しようぜ、ミドリカワ。もしおまえが勝てたら、おれの点を全部やる。1508点。」
「(なんだこいつ……こいつも玉狛か?)」
「1500ってC級じゃん。訓練用トリガーでオレと戦うつもり?」
「うん。おまえ相手なら充分だろ。」
緑川の雰囲気が変わり下に降りてくる
「………いいよ、やろうよ。そっちが勝ったら何がほしいの?3000点?5000点?」
「点はいらない。そのかわり、おれが勝ったら先輩と呼べ。」
『遊真くん…………』
「OK。万が一オレが負けたら、いくらでもあんたを先輩って呼んであげるよ。」
「いや、おれじゃない。ウチの隊長を先輩と呼んでもらう。」
『(遊真くんって、意外と好戦的なんだ。)』
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やっとGWの出勤が終わり
更新できるように………!
1日しかお休みないですが
出来るところまで頑張ります。
あと会話文多い!
下手ですみません!
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作者名:KOMA | 作成日時:2021年5月1日 1時