古橋「花宮もいよいよ動くのか……」貴「可動式まこたん!?」 ページ2
花宮「早く、」
ぐい、とAの腕を強引に引っ張る。
『!?ま、まこ…!!?』
花宮「なんだよ」
分かりやすく狼狽えるA。
ふはっ、赤くなったり驚いたり。
こいつ、こんな顔も出来んだな。
そのまま引き寄せてやれば、わたわたと慌てる。
が、すぐ静かになった。
……こいつ。
花宮「A。」
『……?』
潤んだ瞳で俺を見上げるA。
あー……クソが……。
花宮「……今吉さんに触られて、どうだった」
『えっ……?』
花宮「お前、男とふれあう機会なんて全然無かったろ。だからそんなに慌ててんのな。」
さり気なく、「今吉だから」じゃないだろ。という意味を含めて諭す。
今吉「ほ〜、花宮もよう言うわ。なぁ?ザキヤマくん?」
山崎「いや、俺に聞かれても!」
今吉「いやいや、正直、こんなしおらしいAなんて見るの初めてやからな。ザキくんも結構新鮮ちゃう?」
山崎「……ッ新鮮……ですね。はい……。普段は明るい元気なやつが…こう……なると……。」
おいザキ、何耳赤くしてんだよ。
「こうなると、たまらないものがある」と思ってんだな、コイツ。あーもう。
俺はむしゃくしゃして、そっとAの頬を触る。
花宮「…Aは、俺のことどう思ってんだよ。」
山崎「いや、おい!俺の事忘れんなよ!」貴「ザキたにえん……」→←花宮「俺はそういう空気にあてられたりしねぇから」貴「落ち着けまこたにえん」
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サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです!頑張ってください! (2021年7月24日 20時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
lkwisterven - まこにゃんwwwwwwwっwwwwwwwwwwwww (2019年7月28日 18時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:5938 | 作成日時:2019年7月15日 2時