隠された秘密 ページ9
目の前の光景が信じがたい。
響く断末魔。
絶えず増え続ける負傷者。
敵は三人。
「おい、てめぇら!!てめぇらは怪我人をなんとかしろ!!こっちには近づくんじゃねえ!!」
土方はそういってAを含む隊士たちを鬼と名乗るもの達に近づけなかった。
「しっかり!!」
Aは応急措置をしていた。
(ちょっと、どういうこと!?何この状況)
「島田さんっ!!」
向こうの方から千鶴の悲鳴が聞こえた。
後を他の人に任せて急いで向かった。
「千鶴ちゃん!!」
Aはハッと息を飲む。
千鶴は気絶させられある者に担がれていた。
それは間違いなく先程入って来た敵だった。
敵はAに気づいたがそのまま門前まで向かった。
Aは近づくなと言われたが、千鶴をみてそのままいてられず彼を追いかけた。
「待てっ!!」
が、彼は走ってもいないのにAは追いつかなかった。
そして、追いついたのは土方率いる幹部達がいるところだった。
そして。
「山南さんっ…!?」
死んだと伝えられた彼は白髪で赤い目をしており、なにより…狂っていた。
そして、何人かもその姿だった。
***
Aは呆然としてしまい、気づいた時には千鶴の意識も戻り、襲撃は終わっていた。
そして見ていたAに気づいた幹部達はAを部屋に連れていった。
そこには元に戻った山南もいた。
「どこから見ていた?」
土方の指摘にAは正直に伝えた。
「…あの人が千鶴を連れていくのを見て、そこでおいかけてしまって…」
「そうか…」
仕方ないといったようにAに土方は羅刹の事、千鶴の出生を話した。
Aは少しの間愕然とした。
(何が…どうなっているの…?)
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ユズリハ(プロフ) - 秋音さん» 感激です!ありがとうございます!!(´▽`) (2014年4月29日 21時) (レス) id: ed19eaabc0 (このIDを非表示/違反報告)
秋音(プロフ) - かなり好きです。ユズリハさんの物語(>_<) (2014年4月15日 20時) (携帯から) (レス) id: 0007a19f97 (このIDを非表示/違反報告)
ユズリハ(プロフ) - 闇夜さん» はーい(。・∀・。)ノ分かりました~ (2013年9月9日 23時) (レス) id: ed19eaabc0 (このIDを非表示/違反報告)
闇夜 - 斎藤さん土方さんあたりがいいです! (2013年9月9日 18時) (レス) id: 7a9e51cd70 (このIDを非表示/違反報告)
ユズリハ(プロフ) - 歩軌さん» ありがとうございます(*´ω`*)まだまだ未熟ですが精一杯頑張ります!! (2013年9月3日 21時) (レス) id: ed19eaabc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユズリハ | 作成日時:2013年9月2日 21時