検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:1,424 hit

平助の悩み事 ページ6

「藤堂さん、起きてます?早く起きないと皆さん御飯食べられないので起きてください」

藤堂の部屋に声をかけても反応がない。

(まさか、ねてる?)

そろそろと障子を開けてみると案の定。

爆睡中。

「藤堂さん!!早く起きてください!!」

Aは布団を無理矢理離す。

「ううっ…眠いんだよ……ってうわっ!!A!?」

「あ、はい、そうです。ていうか、起きてください!!」

「わりい、昨日考えて事してて寝つけなくて…」

藤堂は妙に照れ始めた。

Aは首をひねったが構わず広間に戻った。

(あっぶね〜、あまりに話突っ込んでこなくてよかった。まさかAに惚れたかもしれないし一瞬油断して腕試しに負けたなんて言えねえよ)

「仕方ない、起きるか…」

***

「あれ、千鶴ちゃん土方さんいた?」

「Aちゃん。うん、起きてたみたいで部屋にはいなかったの」

「え、入ったの?」

すると千鶴は少しきまずそうな顔をした。

「入ってはいないんだけど……実はいないのかなって思ってたら沖田さんがずかずかと勝手に入っていって横で見ていたの」

「入って行って沖田さん何したの?」

「豊玉発句集を…」

「何それ?」

Aはそれを何かと知り驚いた。

「ま、待って…それ本当?あ、あの土方さんが………」

Aは意外な一面を知り驚きよりつい笑いがこみあげて来た。

(後で沖田さんに頼んでこっそり見せてもらおう)

そんなとき、斎藤が千鶴とAを呼んだ。

「雪村、Aお前達が最後だぞ。もう副長および全員揃った、早くしろ」

最後が自分達と気づいて急いで広間へ戻った。

秘密の出来事→←味噌汁の味



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:薄桜鬼 , 妄想
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ユズリハ(プロフ) - 秋音さん» 感激です!ありがとうございます!!(´▽`) (2014年4月29日 21時) (レス) id: ed19eaabc0 (このIDを非表示/違反報告)
秋音(プロフ) - かなり好きです。ユズリハさんの物語(>_<) (2014年4月15日 20時) (携帯から) (レス) id: 0007a19f97 (このIDを非表示/違反報告)
ユズリハ(プロフ) - 闇夜さん» はーい(。・∀・。)ノ分かりました~ (2013年9月9日 23時) (レス) id: ed19eaabc0 (このIDを非表示/違反報告)
闇夜 - 斎藤さん土方さんあたりがいいです! (2013年9月9日 18時) (レス) id: 7a9e51cd70 (このIDを非表示/違反報告)
ユズリハ(プロフ) - 歩軌さん» ありがとうございます(*´ω`*)まだまだ未熟ですが精一杯頑張ります!! (2013年9月3日 21時) (レス) id: ed19eaabc0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ユズリハ | 作成日時:2013年9月2日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。