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『私は皆に幸せになって欲しいのです』
 
 
自分よりも他人、コイツはそういう奴だ
 
 
『その中には勿論、蛇柱様と恋柱様が幸せな家庭を築くのを見たい』
 
 
「!!」
 
 
『恋柱様は蛇柱様といると、いつも笑っています。私や蟲柱様と一緒の時も笑っていますが、蛇柱様といる時はまた特別なのです』
 
 
「…ふんっ」
 
 
どこかむず痒かった
今までにはない感情だったからだ
 
 
『だから私は柱にはなるつもりはありません。この長きに渡る戦いを必ずや終わらせる』
 
 
「お前が言わなくとも全員がその思いだ」
 
 
『そうですね。柱の方々はお強いですし』
 
 
信用しないと思っていた
しかし、コイツの事を信用しても悪くはないと思ったのは確かだ
 

彼女はド派手に規格外→←彼女は信用しない…多分



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作者名:あーちゃん | 作成日時:2021年10月21日 18時

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