水柱の継子は最強になる【鬼殺隊編】【鬼滅の刃】

彼女は忘れない ページ20

初めて会った時からずっと覚えてる
　
　
『霞柱様、お久しぶりです』
　
　
「ここで何してるの？」
　
　
基本的には何でもすぐ忘れる僕だけど、Aの事は忘れなかった
　
　
『炎柱様と稽古の約束をしてまして、手土産を買って今から向かう所です』
　
　
Aと煉獄さんが仲が良いのは有名だった
最近では他の柱達とも仲良くなってるみたいだけど
　
　
「ふーん、僕も行く」
　
　
『えっ』
　
　
「…何」
　
　
『いや、ちょっと意外だなと思いまして…』
　
　
何が意外なんだろ
僕はAを気に入ってるだけなのに
　
　
「意外ってどういう事？」
　
　
『霞柱様は何というか、こう、誰とも馴れ合わない印象なので』
　
　
「基本的には忘れるからね」
　
　
でもAだけは忘れないんだ
何でだろうね
　

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