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前方のほうで何やら兄たちが騒いでいるけど、私は現在それを完全にスルーして、風太郎くんと向き合っている。
風「Aちゃん、しゅーき！ぎゅっ！」
私の腕の中で甘えてくる風太郎くんが可愛くて、思わずぎゅっと抱きしめる。
自分に弟がいたら、こんな感じなんだろうか。
幼くて、可愛くて、守ってあげたくて。
私を可愛がる兄たちの気持ちが少しわかった気がした。
「ねぇ、お兄ちゃん。風太郎くんお持ち帰りしていいかな」
私がそう言うと、兄たちが一斉にこっちを振り向く。
な「うんだめだよ？そんなことしたら誘拐になっちゃうからね」
ジ「こんなやつがうちにきたらたまらんわ」
「たまらなく嬉しいってこと？」
ジ「アホなん？なんでそんなポジティブやねん」
さ「だめに決まってます。そんな生意気なガキ、今すぐ捨ててきなさい。」
「なんでそういうこと言うの？さとみくん嫌い」
さ「……」
ジ「ああっ！おま、Aが嫌いとか言うから、さとちゃんが泣いたやん！！」
なんで泣くんだよw
な「今頃お母さんも風太郎くんのことを探しているだろうし、早くかえしてあげなくちゃね」
そうだよね。きっとお母さんも心配してるよね。
早く見つけてあげよう。
「風太郎くんはどこからきたのかな」
風「ママのおなかから」
「あ、違うね。そういうことじゃなくてね」
ジ「ここまで何できたん？電車？バス？」
風「あるいてきた！ぼくね！さいきんこっちに、おちんこししてきたの！」
ジ「おちんこ？今おちんこ言うた？」
「お引越し、かな？」
風「うん！そう！」
ジ「おちんこ言うたよな、おちんこて言うたよな今」
おいジェルうるさいぞ。
お引越しって言ってるだろ。
さ「歩きか。このくらいの歳のガキが歩ける距離なんて、知れてるよなぁ」
な「そうだね。それに、最近こっちに越してきたってことは、風太郎くんの家、ここから結構近いんじゃない？」
「だったらちょっと近くの人に聞いてみる？」
ジ「そうやな」
私たちは手分けして風太郎くんのお家を探すことにした。
さ「あの〜すみません」
あ、さとみくんが早速お姉さん2人組に声かけてる。
さ「この辺に風さんのお宅ってあります？」
お姉さん1「え〜知らなぁい。マミ知ってる？」
お姉さん2「え〜、知るわけwうちここ地元じゃないしぃ〜」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ーー
更新滞ってしまって申し訳ないです！また再開します！
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蝉-ｾﾐ-(プロフ) - みこさん» 一緒にしばきにいきましょう。把握ありがとうございます！ (2021年4月10日 17時) (
レス) id: 14e4c02b0e (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 蝉-ｾﾐ-さん» 私もしばきますｗあと、把握です！ (2021年4月10日 16時) (レス) id: 2da466f456 (このIDを非表示/違反報告)
蝉-ｾﾐ-(プロフ) - みこさん» そうだそうだ！(便乗)あのキッズたちはあとで私がしばいておきますね( ^ω^ ) (2021年4月5日 21時) (レス) id: 14e4c02b0e (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 最強エンターテイナーを面白くないと言うなああああああ！！！！！！ (2021年4月5日 20時) (レス) id: 2da466f456 (このIDを非表示/違反報告)
蝉-ｾﾐ-(プロフ) - 雨歌さん» 実際にこういう返しをする子がいたらかなりやばいですねwwありがとうございます。こういうコメントをもらえると頑張れます。これからもよろしくお願いします( ^ω^ ) (2021年4月4日 22時) (レス) id: 14e4c02b0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝉-ｾﾐ- | 作成日時：2021年2月3日 20時
