新しい派閥･･･？ 〜千side〜 ページ6
モモとAとカフェへ行った。
開店して間もない時間だから人は少ない。
モモは、桃とりんごと･･･？なんか色々混ざってるフラッペ。
僕とAはアイスティー。
ここのアイスティー、ちゃんと茶葉の風味がしっかりしていて美味しい。
ゆっくりしてると、僕たちの噂をしてる女の子がいるのに気づいた。
モモは、ああいうのに、ちゃんと声かけるよね。
ヤスは、しない設定だけど、Aも挨拶する。
急いで飲み終わって帰ろうとしてるけど、やっぱりモモが声をかけに行く。
ついていくと、4人組の彼女たちはRe:valeのファンらしい。
思わず何派か聞いてしまった。
彼女たちは、それぞれ視線を合わせて、一人一人言っていく。
「私はモモヤス派です。」
「私はユキヤス派。」
「派閥なしです。箱推しです！」
「私は･･･ユキAです。」
「「『は！？』」」
思わずモモとAと顔を合わした。
【え？何で？】
「えー？Aはそういうの、ないっしょ。」
「だからだよー。1回ユキくんと噂になったじゃん･･････仲が良いんですよね？」
噂？･･････ああ、キスシーンした頃。
だいぶ前だろ。
「え？･･･まあ、そうね。」
僕の答えに満足したのか、ユキA派の彼女は、ほらーと笑顔だ。
モモがフォローしてくれて、コースターにサインをしてから事務所に戻った。
僕とA派･･･
いや、あの子だけかもしれないけど。
業界では噂になっている。
AはRe:valeに可愛がられている。
二階堂大和と付き合っている。
千と百は、Aに振られている。
【少なくとも僕とA派の人は、僕らが付き合っててもおかしくないと思っているわけで。】
なんだろう。
急に、Aとの事が少し良い方向に向いている？
Ｍissionの撮影が始まってからだ。
家庭に向かないとか川とか言われたけど、おかりんに帰って良いと言われたのに、Aが珍しく僕を待っていてくれたり。
泊まる事に対して、妙に期待してくれていたり。
色気が出たのは僕と付き合ってからって思えたり。
僕とA派がいたり。
ああ、でも結婚の約束は認めないって言われたな。
･････なんでだろう。
『百も千も、色んな人と噂になってるのにね。』
「困るよね。知らない人と噂になられても。」
「知らない人って事はないでしょ！でもデートなんてしてないのにさ、写真撮られんの困っちゃうよね。ユキがヤスに一度も疑われた事がないって、奇跡だと思う！」
そういえば、そうかも？
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ミズ ミズ(プロフ) - 伊織露維さん» いつもありがとうございます！気分はずっと書いていたいんですけど、体と時間は思うようにいきませんね(笑)でもお気遣いありがとうございます＾＾気をつけながら頑張ります！ (2019年8月5日 8時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
伊織露維(プロフ) - めっちゃくちゃ好きです。更新を何より楽しみにしています。お疲れの出ませんように…。 (2019年8月5日 1時) (レス) id: 2aaf981a59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年5月31日 8時
