嫉妬してるんですか?3 ページ8
「ちょっとストーーーーップ!!」
2人の間に割って入る。
やば、火花散ってる!!こっわ!
「れ、透さんは、どうしてここにいるんですか?今日はシフトじゃありませんよね?」
「予定が少し早く終わりまして…この前シフトを休んだ分を今日しようかなと」
零さんの敬語ってめずらしいな、、、ってそんなこと言ってる場合じゃない!
急いでポアロを見回して、女子高生がいないのを確認した。
ふーー、、、もしいたら殺意の含まれた視線で殺されちゃう←
「Aはどうしてここに?」
「Aお姉ちゃんはポアロによくくるよね!」
(あっぶねえ……俺がAさんにアーンしてたところ見られてなくてよかった、、
殺されるところだったぜ、、、はは(-_-;))
「う、うん!課題やりに来たりとか…」
「そうなんですか。にしても僕とは全くといっていいほど会いませんね?」
「え、ええと、そうかもしれませんね〜あはは」
「もしかして、わざと時間ずらしてます?」
「い、いやいやいやいや、そんなことするわけないじゃないですか〜」
零さんはじわじわと距離を詰めてくる。
私の座っている椅子の背もたれに手をかけ、グイッと顔を近づけた。
「ほんとのこと、言ってくださいよ」
吐息交じりの、いつもより低めの声がくすぐったくて、ビクッと体が反応してしまう。
零さんはコナン君や沖矢さんには見えないように背中に手を回して、いやらしい手つきでブラのホックをなぞった。
「言わないと、どうなるか分かってるよな」
ひええええええ!!この人怖すぎる!!っていうかここカフェなんですけど!
「降参します、、!!」
私は零さんに、素直に、女子高生と零さんが話しているのを見るのが嫌だったと言った。
女子高生の中で、きっと本気で零さんを好きな人もいるだろうから、女子高生の、零さんといる時の私に送られる視線が怖いからとは言わなかった。
「だから僕のシフトとずらしていたんですね」
「はい……すみません」
沖矢さんがこちらを見て言う。
「Aさんが謝ることではありませんよ。
Aさんがそういう感情を持つのは、彼の彼女として当たり前ですから」
「え?」
そういえばコナン君と沖矢さんも私の話を聞いていたらしい。
会話に入ってきた沖矢さんを見て、零さんがあからさまに嫌な顔をする。
ちょっと!安室さんはそんな顔しないですよ!!
「Aお姉ちゃんは、つまり、女子高生に嫉妬してるってことなんだね!」
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曇天に笑う - じゃあいいや誘わなかったら良かったですね! (2019年5月19日 23時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
みずきち(プロフ) - 曇天に笑うさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!合作をしたことがなく、やってみたい気持ちは山々ですが、私生活が忙しくて、この作品でも精一杯なので、やったとしても迷惑をかけてしまうと思います。なので申し訳ないですが、今回はお断りさせていただきます。すみません (2019年5月12日 23時) (レス) id: 0505c061d5 (このIDを非表示/違反報告)
曇天に笑う - みずきちさん» よかったら合作しませんか? (2019年5月12日 17時) (レス) id: 96967fede0 (このIDを非表示/違反報告)
みずきち(プロフ) - えれちょむさん» えれちょむさん〜とっても嬉しいコメントありがとうございます!!ベルモットいいですよねえ!つい書いていて夢中になっちゃいます笑応援ありがとうございます!これからも頑張りますね!! (2019年5月4日 21時) (レス) id: 0505c061d5 (このIDを非表示/違反報告)
えれちょむ(プロフ) - ピュアな感じで読んでて微笑ましいお話です、(なんか上から目線ですいません)ベルモットが個人的に好きで、出てきたことに興奮しておりますー!続きも気になります、更新頑張ってくださいね (2019年5月4日 17時) (レス) id: e7dac9cba1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みいみい | 作成日時:2019年5月1日 23時