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私の家の玄関前
2人とも、これで帰ってしまうのが少し寂しくて、外で少し駄弁っていた
「それでね、…____」
「…及川さん？」
楽しい話の途中で急に言葉が切られた
私と対面していた及川さんの目付きが、キツくなる
後ろを見るとそこには
「…若、」
「…なんでここに」
見る限りランニング中の若が立っていた
咄嗟に及川さんが私を背中に隠してくれる
先に口を開いたのは若だった
「ランニングの途中だっただけだ。…久しぶりにやったのか」
主語がなくてもわかる、バレーボールのことだと
及川さん越しに聞こえる声からは感情は読み取れない
ただ淡々と聞いてくるだけ
「及川、Aのプレーはどうだった」
「……」
若の問いかけに無言の及川さん
3人を取り囲む空気はまるで、試合前
一触即発の緊張感が漂う中、ついに口を割る
「Aのプレーがどうかなんて、お前が一番知ってるでしょ」
否定も肯定もしない、その言葉に若は笑った
「ああ」
一言そう言って頷いて、及川さんの背後に回り込んでこようとする
びっくりした私は及川さんの背中にしがみついたけど、大丈夫、というように手を握られた
若が、正面に立つ
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観月(プロフ) - アキさん» 大丈夫ですありがとうございます！！！そう言っていただけるともっと更新頑張れます…！ 本当にありがとうございます！！ (2020年10月7日 20時) (
レス) id: d67a3f96a5 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - コメントさせてもらっても大丈夫でしょうか。このお話大好きで更新通知が来るたびワクワクしています^_^ありがとうございます (2020年10月7日 16時) (レス) id: 91cac48c4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：観月
| 作成日時：2020年10月4日 17時
