【炎炎ノ消防隊】彼女の心を溶かすため

じゃれあいは、ほどほどに ページ6

シスターが茉希さんにチョップを入れていると、火縄さんが書いていたボールペンが大きな音を立てて折れた

「「あぁ…あぁ…」」


茉「能力に合わせてズボンの裾を詰めてみたんですけど、丈大丈夫でしたか？」
森「はい。ありがとうござ…」


森羅の目線は茉希さんの胸元にいっている


桜「これが濡れた女の香りか」

A「…は？」
森「ちょっと！ そんなこと考えてないですよ！」


ヒュンッと何かが顔の真横を通り過ぎた

火「あの…桜備大隊長そろそろ」


火縄中隊長はどうやらものすごく怒っているらしい

桜「よーし、みんな揃ったし始めるか」


その後は焔人と特殊消防隊について説明された


焔人は心臓部分にあるコアを潰さないと活動をやめないこと

我々は焔人を鎮魂しないといけないこと


桜「おいA、聞いてるか？」

A「はいすみません」


夜中大きな音が響き渡る


茉「！…して！」
森「は…！」


二人の声が私の頭に聞こえてくる


外に出ると茉希さんとぶつかりそうになった


A「出動ですか？」
茉「そうなの」
A「私も行きます」
火「Aは留守番だ」


後ろから火縄中隊長が歩いてくる


A「ですが、私ももう消防隊員です」
火「だめだ。お前の暴走を止めれる奴はここにはいない」


そう言うと二人は去ってしまった


A「…なら」


Aは唇を噛みしめる


A「どうして私は第一ではないのですか…！」

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