【始まりません】モブとの恋【あんスタ】

【一話】 ページ3

『おほう何このギャグのようなでかさ
エリザベス宮殿よりは.....小せえな、うん
あったりまえだよなあ』


私が今日から通うことになった夢ノ咲学院は洒落にならないでかさだったとさ.......まる

.......もうこれで完結していーい？|ω`)

.......駄目だよなあ

というかおじ様にまず保健室に行けって言われたんだけどなぜゆえ？

普通職員室だよね？

私にだってそれ位の常識はあるよ？

私そこまで馬鹿だと思われてるの？

.......まず保健室どこだよ

仕方ねえ


『そこの人ー』

｢…？わっ！女子！？｣

『えっ！？女子！？』←

｢…え？女子だよね？｣

『.....ああ、そういえばそうだったわ
んで、女子だけど保健室ってどこにある？』

｢あ、転校生か...
保健室ならあそこ左に曲がって真っ直ぐ行ったところの左側にあるよ｣

『あんがとー』

｢あ、待って！.....君って、プロデュース科に配属された子なの.....？｣


...？プロデュース科？


『.....なにそれ』

｢え｣

『プロデュースって何？ってか何をプロデュースすんの？』

｢.....なんも知らなそうだな...
とりあえず、保健室に行ってみなよ｣

『んー、分かった、サンキュ』


男子生徒に別れを告げて言われた通りの道順へ進む

.......というか私に電話かけてきたのって誰だったっけ？

次の日にはもう荷物届いてて手続きもされてたって.....

.......誰！？真面目に誰！？

おっさんの声だったけど誰！？

.......もう恐怖しかありませんわいやまじで

とか思ってたら着いちゃったよ


『たのもう』←


躊躇なしに開けちゃったよ

馬鹿かよ私

馬鹿だよ


｢ん？.......おー、来たか、座れ｣


やだ.......おじメェン.......(ﾄｩﾝｸ)

何トキめいてんだよ私

とりあえず椅子に偉そうに座ってやる


ドカッ

『いって』


思い切りけつ打った痛い


｢ぶはっ｣


笑われた死にたい


『.......誰っすか』


羞恥心を押さえ込んで何とか言葉を出す


｢あれ？覚えてなかったっけか
電話での受け答えが昔とそっくりだったからてっきり覚えてんのかと｣

『.......？私誰にでもあんな感じっすけど』

｢あー、俺だよ
お前、さがじいって呼んでただろ｣


.......さがじい.......

....................！！


『あの親戚の.......ヒゲメン！？
ああそうそう！若いのにヒゲが目立ったからさがじいって呼んでたんだ！！』

｢.......相変わらず失礼な奴｣

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